English

国立舞鶴工業高等専門学校 学科紹介 建設システム工学科

建設システム工学科

 地下から宇宙までの広い領域で活躍できる技術と知識、高度な設計能力を身に付けます。

>> 建設システム工学科 Web ページ

学習内容:こんなことを学びます

 人が豊かで安全な社会生活を営むために必要な、道路、鉄道、橋、河川、港湾などを建設する都市環境(土木)技術者と、住宅や公共の建物を建設する建築技術者の育成を目指しています。1~3年次は建設システム工学の基礎である工学基礎系科目を学びます。4年次からコース制になり、都市環境コースと建築コースに分かれて学習します。

職業像 :例えば、こんな職業に就くための技術を身につけます

都市環境コースの卒業生:建設会社、官公庁、コンサルタントなどの技術者

建築コースの卒業生:建設会社、工務店、建築設計事務所などの技術者

期待される学生像:こんな人が向いているでしょう

  • 自然環境と調和した街づくりに関心のある人
  • 災害に強く、安全な社会環境づくりに興味を持っている人
  • 建設技術に関する知識を修得し、地域社会の発展に関わりたい人

技術的な取り組み

阿蘇海水質改善の試み

 天橋立によって宮津湾と隔てられた海域、それが阿蘇海です。阿蘇海では水質・底質の悪化が著しく進行しています。現地での水質調査を定期的に行うと共に、水質改善剤としてのカキ殻の適用性を検討しています。

阿蘇海水質改善の試み-1 阿蘇海水質改善の試み-2 阿蘇海水質改善の試み-3

中心市街地のストックを活かした再生・活用計画

 都市のスプロール化、人口減少などで空洞化が進んでいる中心市街地を調査し、地域に残る歴史的建築、町並みを活かしながら再生・活用の提案・設計を行っています。自治体やNPO等と協力し、地域の課題に対して実践的な取組を行います。

商店街空き店舗活用
「よろず」商店街・まちづくり研究所

地元産の木材を活用した小屋建築「よろずアネックス」

舞鶴市東浄化センターの設備更新に伴う
空き地利用の提案

福井県小浜市西地区の民家活用の調査

豪雨時の斜面崩壊の予測に関する研究

 豪雨時の斜面災害対策として、危険斜面の膨大な数やコスト面を考えると、出来るだけ簡易な方法で斜面の危険性をリアルタイムで評価する手法の開発が望まれます。本研究では危険斜面の簡易調査と降雨浸透シミュレーションを組み合わせた豪雨時の斜面崩壊の予測手法について検討しています。

斜面調査の様子

降雨浸透シミュレーション

伝統的木質系構造の構法調査および常時微動測定

 文化財を含む、地域資産である木質系構造の保存・利活用のため、伝統的な手法を用いて造られた構造(建築)の特徴を明らかにするために、各種調査研究を行っています。木質フレームを有する組積造建築物の構法調査および常時微動測定のほか、木造奉納和船について、3Dスキャナを用いたデジタルアーカイブ化や構法比較などを行っています。

センサ

振動計

奉納和船

建築部材の補修・改修・維持管理技術の高度化

 完成した建設・建築物をきちんと維持管理(手入れ)することは持続可能な社会の構築に必要とされています。これからは既存の構造物を容易に解体、新築するのではなく、寿命を延ばすための技術が重要となります。そこで、主にコンクリートを対象に補修・改修・維持管理をどのようにすれば効果が高いのか実験を通して研究します。

試験体打設 1

試験体打設 2

水理実験

 河川環境に配慮した川づくりのあり方を検討するため、水を流して土砂が流れる様子を調べる水理実験を行い、河床の瀬や淵が変化する際の特性を研究しています。

 講義で学習した水理現象を目視と測定で確かめ、理論と比較検討します。

 実験と実際の河川での現象について考えていきます。

水理実験

コンクリート材料実験

 建設システム工学実験(材料実験)では、骨材の材料実験及び土質実験、セメント硬化体の強度試験を行っています。

 建設が人の生活基盤を支えるために必要不可欠な技術であることを把握し、設計や施工など、将来の職業に活かせられるよう、建材の基本的な性質を実験を通して正しく理解していきます。

コンクリート材料実験

 

卒業研究

 卒業研究は5年間の総まとめで、各教員に3~4名の学生が配属され研究課題に取り組みます。指導教員とのふれあいを通して物の見方や考え方、技術者としての素養を身につけます。成果は卒業研究発表会で口頭発表し、論文にまとめて提出します。

 普段の授業では得られなかった成果を得て、大きく成長します。

卒業研究

 

主な専門科目

CAD、構造力学、耐震工学、水理学、地盤工学、河川工学、都市計画、測量学、建設材料学、 建設システム実験、測量実習、
インターンシップ、卒業研究 etc...

>> 建設システム工学科 Web ページ