• 配布するファイル等の動作保証およびテクニカルサポート,発生した損害に対する責任は負いません.

  • 本書には LEGO MINDSTORMS EV3 の情報は掲載していません.
  • 2017 年 5 月 2 日に確認したところ,Simulink Support Package for LEGO MINDSTORMS EV3 Hardware が利用可能な MATLAB のバージョンは,R2014a 以降となっています.
  • 本書には ROBOTC の情報は掲載していません.


回転型倒立振子


 本書では,NXT を利用した「回転型倒立振子」の開発について記述しましたが,同様に,EV3 を利用して開発することもできます. EV3 を利用した「回転型倒立振子」の開発については,計測自動制御学会 (SICE) の解説記事

およびそのサポートページを参照して下さい.

【ハードウェア】

【ソフトウェア】



台車型/車輪型倒立振子


 台車型倒立振子を開発しました.振子を取り外すと車輪型倒立振子として利用することもできます.

【ハードウェア】

【ソフトウェア】

台車型倒立振子として利用
車輪型倒立振子として利用 (準備中)


カート & ビーム


 「カート & ビーム (Cart and Beam System)」とは,モータによりビーム (梁,はり) を回転させることにより,ビーム上を転がるカート (台車) の位置を制御する実験装置です. 同様の実験装置としては,ビーム上を転がるボールの位置を制御する「ボール & ビーム (Ball and Beam System)」が知られています.「ボール & ビーム」については,たとえば,

を参照して下さい.
 本実験装置は,EV3 の超音波センサによりカートの位置を検出しています. また,LEGO 社の「PF-XL モータ」と mindsensers.com のロータリエンコーダ「GlideWheel-M」を組み合わせたものを,ビームの左端下部に取り付けています. そして,モータの回転運動を直線運動に変換するスライド機構により,ビームを回転させています.

【ハードウェア】

【ソフトウェア】

  • ROBOTC for LEGO MINDSTORMS (ROBOTC.net)
    ROBOTC では超音波センサにより 0.1 [cm] の精度で障害物までの距離を検出することができます (Simulink Support Package for LEGO MINDSTORMS EV3 Hardware では 1 [cm] の精度でしか検出できません).そのため,本システムでは ROBOTC を利用しています.