Vine Linux 情報@舞鶴高専電子制御  2章

それでは、はじまりはじまり。

2.インストール

 舞鶴高専、電子制御工学科の実情に即した解説となります。
各組織の実情に合わせて読み替えてください。

2.1 ハードウェア構成(モデル)

デスクトップパソコン
ASUS P2B-F 440BX
CPU
Celeron 300AMHz
メモリ
64MB
ハードディスク
IDE 4.3GB (最低1GB)
グラフィックスカード
Diamond Viper 330 AGP (Riva128)
CD-ROM
IDE
フロッピ
1.44MB
ネットワークカード(NIC)1
ISA NE2000互換
  プラグ&プレイモードではダメ、
 カードに付属のフロッピで
 ジャンパレスモードにし、
 IRQ=3, IO=0x300 に設定しておく。
ネットワークカード(NIC)2
ISA NE2000互換
  ジャンパレスモードにし、
 IRQ=10, IO=0x240 に設定しておく。
 研究室内サブネット用、必須ではない。
サウンドカード
あってもなくてもよい。
プリンタ
Canon Laser Shot LBP406E LIPS3

注意:Vine Linux 1.1のインストーラは グラフィックスカード Diamond Viper 330 AGP (Riva128)を自動認識 してくれます! Vine Linux 1.0では不可能でした。 このような日々の改良こそがLinuxの魅力ですね。

2.2 ネットワークの情報

 舞鶴高専の基幹LANでのネットワークの設定は以下のとおりです。
ここは、各組織の実情に合わせて読み直してください。

デフォルトゲートウェイ
202.19.104.10
プライマリDNSサーバ
202.19.105.130
セカンダリDNSサーバ
202.19.104.1
このマシンに割り振られたIPアドレス
202.19.104.119  yuki
研究室内サブネットIPアドレス
192.168.0.*

2.3 Windows98のインストール(Linuxと共存させる)

 Windows98は MS-DOS基本パーティションに 2GB 大容量ディスク形式(FAT32)に インストールします。のこり2GBは空きのままで結構です。
なお、FAT32はLinuxからマウント(読み書き)できます。ロングファイル名 も使えますので、すごく便利です。
 Windows98とLinuxのデュアルブートは、
(1) Linuxのブートマネージャである、LILO
(2) Partition It の Select It などの市販ユーティリティ
を使うという2種類の方法があります。どちらでも結構です。

2.4 Vine Linux のインストール

(1)インストール・フロッピの作成
 市販版(Vine Linux 1.1RC)には付属していますが、Linux Japan 8月号の 付録CD-ROMには付属しませんから、次のように作成します。
 まず、Windowsでフロッピディスクを1.44MBでフォーマットします。そして、 Vine LinuxのCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入し、Dos Promptから、

C:\WINDOWS>us
C:\WINDOWS>a:
A:\>cd \Vine-1.1\i386\images
A:\Vine-1.1\i386\images> mkboot

(2)CD-ROMからのインストール
 それでは、フロッピはそのままドライブに入れて、パソコンを再起動します。
そして、(以下「」内を実行してください)

Welcome to Vine Linux 1.1!
.......
boot: 「リターン

すると、以後はヴィジュアルな画面となります。

[1]-------| Vine Linux |---------

これは、「リターン

[2]-------| Choose a Language |---------

これは、↑↓キーで Japaneseを選択し、 「リターン

[3]-------| キーボードの設定 |---------

これは、↑↓キーで jp106を選択し、 「リターン

[4]-------| インストールの方法 |---------

これは、↑↓キーでローカルのCDROMを選択し、 「リターン

[5]-------| 注意 |---------
VineのCDをCDドライブに入れてください。

これは、TABキーで了解を選択し、 「リターン
しばらくして、

[6]-------| インストールパス |---------

これは、TABキーでインストールを選択し、 「リターン

[7]-------| インストールパス |---------

これは、↑↓キーでカスタムを選択し、TABキーで了解を選択し 「リターン

[8]-------| SCSIの設定 |---------

これは、TABキーでいいえ]を選択し、 「リターン

[9]-------| ディスクのセットアップ |---------

これは、TABキーでDisk Druidを選択し、 「リターン
ここからは、つぎの内容とするように作業します。

マウント位置
デバイス名
要求サイズ
実サイズ
種類
/home2
hda1
2000M
2000M
Win95 FAT32
/
hda5
64M
70M
Linux native
/home
hda6
700M
705M
Linux native
/usr
hda7
900M
980M
Linux native
/var
hda8
250M
250M
Linux native
hda9
100M
101M
Linux swap

実際には、追加(F1キー)で、 マウント位置、要求サイズ、タイプTABキーで移動しながら設定します。
また、hda1は編集(F3キー)で、マウント位置を設定します。
全ての設定が終われば、了解(F12キー)を押します。

[10]-------| スワップを有効にする |---------

これは、TABキーで/dev/hda9を選択し、 「スペース」キーでチェック「*」印を付け、
TABキーでフォーマトで、、を選択し、 「スペース」キーでチェック「*」印を付け、
TABキーで了解を選択し、「リターン

[11]------| フォーマットするパーティション |---------

これも、TABキーで全ての項目について移動し、「スペース」キーでチェック「*」印を付け、
TABキーで 了解を選択し、「リターン

[12]------| インストールするコンポーネント |---------

これも、TABキーで全ての項目について移動し、
ノートPCツール、と、すべて、以外に
スペース」キーでチェック「*」印を付け、
TABキーで了解を選択し、「リターン

[13]------| インストールのログ |---------

これは、TABキーで了解を選択し、「リターン
すると、どんどんインストールが進みます。
コーヒーでも飲みながら、見守っていましょう。Windowsのインストールよりは 短いです。:-)

[14]------| 検出結果 |---------
タイプPS/2のマウスを...

これは、「リターン

[15]------| マウスの設定 |---------

これは、↑↓キーで一般のマウス(PS/2)を選択し、
TAB[]3ボタンをエミュレートしますかに移動し、
スペース」キーでチェック「*」印を付け、
TABキーで了解を選択し、「リターン

[16]------| PCI機器の検出 |---------
PCI機器を検出しました。
PCIエントリ : Riva128
Xサーバ : SVGA

<注1>EPSON vividyのグラフィックスカードも自動認識されます。 その場合は、「リターン」だけです。

<注2>例えば、SP-97XVマザーボードの場合は、  自動認識してくれませんので、SIS5598を選択します。 [23]------| ネットワークの設定 |---------まで、飛ばしてください。

[17]------| モニタセットアップ |---------

これは、↑↓キーで
Generic Mutil Sync Monitor(Hsync 31-84kHz) を選択し、
TABキーで了解を選択し、 「リターン

[18]------| 画面設定 |---------

ここは、 TABキーで検出を選択し、「リターン」でおそらく大丈夫

[19]------| ビデオメモリ |---------

これは、↑↓キーで 4meg を選択し、
TABキーで了解を選択し、 「リターン

[20]------| クロックチップ |---------

これは、↑↓キーで
クロックチップの設定をしない(推奨)
を選択し、
TABキーで了解を選択し、 「リターン

[21]------| ビデオモードの選択 |---------

これは、↑↓→←キーで
16bitの列(すなわち65536色)の、640x480,800x600,1024x768
スペースキーでチェック(*)印し、
TABキーで了解を選択し、 「リターン

ここで、デフォルトの解像度は640x480になりますが、
X起動後、
 ctrlとaltと+ で高解像度
 ctrlとaltと- で低解像度
へ切りかえられます。

[22]------| Xの起動テスト |---------
設定を確かめるため、Xを起動します。

TABキーで了解を選択し、 「リターン

「このメッセージが見えますか?」
にたいしては、「はい」をマウスで左クリック

「Xを立ち上げるようにしますか?」
にたいしては、「いいえ」をマウスで左クリック

[23]------| ネットワークの設定 |---------

ネットワークカードの設定です。
ISAのNE2000互換カードは、PnP(プラグアンドプレイ)ではなく、
ジャンパレスモードに設定してください。ネットワークカードに
添付されてきたフロッピで設定できるはずです。

TABキーではいを選択し、 「リターン

[24]------| モジュールを読み込む |---------

これは、↑↓キーで
NE2000 and compatible を選択し、
TABキーで了解を選択し、 「リターン

[25]------| モジュールのオプション |---------

これは、↑↓キーで Auto Probe を選択し、
TABキーで了解を選択し、 「リターン

[26]------| ブートプロトコル |---------

これは、↑↓キーで 固定IPアドレス を選択し、
TABキーで了解を選択し、 「リターン

注) DHCPでIPアドレスを割り振ってもらう場合は、
 (電子制御工学科のCAD/CAMのサブネットにぶら下がる場合)は、
DHCPを選択してください。このとき、ネットワークケーブルを
接続していないと先に進みません。 [30]------| サービス|---------に飛びます。

[27]------| TCP/IPの設定 |---------

IPアドレス: 202.19.104.119 <-これは町田研の場合です。各研究室毎に違う設定を!!
ネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイのIP: 202.19.104.10
ネームサーバ:202.19.105.130

と設定して、TABキーで了解 を選択し、「リターン

[28]------| ネットワークの設定 |---------

ドメイン名: maizuru-ct.ac.jp
ホスト名: yuki.maizuru-ct.ac.jp <-これは町田研の場合です。各研究室毎に違う設定を!!
予備のネームサーバ(1):  202.19.104.1
予備のネームサーバ(2):  空欄

と設定して、TABキーで 了解を選択し、 「リターン

[29]------| タイムゾーンの設定 |---------

[ ] ハードウェアクロックを世界標準時とみまします。
にはチェック(*)印をつけないように。

japanと設定して、 TABキーで完了を選択し、 「リターン

[30]------| サービス|---------

これは、インストール後に、ゆっくり設定するほうが良いので、取り合えず、

TABキーで完了を選択し、 「リターン

[31]------| プリンタの設定 |---------

TABキーで はいを選択し、 「リターン

[32]------| プリンタ接続の設定 |---------

これは、↑↓キーで ローカルプリンタ を選択し、
TABキーで 了解を選択し、 「リターン

[33]------| プリンタオプション |---------

TABキーで 了解を選択し、 「リターン

[34]------| ローカルプリンタデバイス |---------

プリンタデバイス /dev/lp1 が検出されますから、

TABキーで 了解を選択し、 「リターン

[35]------| プリンタの設定 |---------

これは、↑↓キーで Canon LASER SHOT LIPS III を選択し、
TABキーで 了解を選択し、 「リターン

[36]------| Canon LASER SHOT LIPS III |---------

これは、TABキーで 移動し、
紙のサイズ a4
解像度 300x300
[*] 階段状に、、、 にスペースキーでチェックをつけ

TABキーで 了解を選択し、 「リターン

[37]------| プリンタ設定の確認 |---------

TABキーで 了解を選択し、 「リターン

[38]------| rootのパスワード |---------

パスワード:
パスワード(確認):

に、同じパスワードを入力します。もちろん、画面には表示されません。
ここは、非常に重要です。例えば ( ) + * などの文字を併用することを
強くお勧めします。分かりやすいのは論外です。

[39]------| ブートディスクの作成 |---------

心配性の方は はい を、
でも、たいていはブートディスクは使いませんから、

TABキーで いいえを選択し、 「リターン

[40]------| LILOのインストール |---------

ここは、
<1> LILO でブートを指定する場合は、
   /dev/hda マスターブートレコード(MBR)
<2> select it などのユーティリティを使用する場合は、
   /dev/hda5 ブートパーティションの先頭セクタ

を選択して、TABキーで 了解を選択し、 「リターン」します。

<1>のLILOを選んだ場合は、 次にデフォルトで、DOS(Windows)かLinuxのどちらか 立ち上げるかを聞いてきますから、普通は DOS を指定します。すると、 そして起動時に(5秒以内に!) linux とすばやく打ち込めば、linuxが起動できます。 ほうっておくと、Windowsが起動します。
ここでは <2>の場合で進めます。

[41]------| LILOのインストール |---------
場合によっては、

ここは素直に、TABキーで 了解を選択し、 「リターン

[42]------| ブートできるパーティション |---------

これは心配ないです。
TABキーで 了解を選択し、 「リターン

[43]------| 終了 |---------

ごくろうさまでした。フロッピを抜いて、
TABキーで 了解を選択し、 「リターン

2.5 起動と動作確認

(1) Select It について
 市販のブートマネージャ(パソコン起動時にどのOSを立ち上げるかを管理してくれる ユーティリティツール)は確かに便利です。しかし、あまり頼りすぎるのはよくあり ません。
 だいたい、第一ドライブには、WindowsのCドライブとLinuxだけとすべきでしょう。 もっと、細かくパーティションを切りたいなら、第二のドライブを導入することを お勧めします。また、本当に心配なら、起動フロッピも確保しておくべきです。

(2)起動直後のチェック

うまく、インストールできていれば、

Vine Linux 1.1 (Rheingau) <-これはワインのあるブランド名
Kernel 2.0.36 on an i586

yuki login:

と表示されます。

yuki login: root
Passwd: <-インストール時のルートパスワード
[root@yuki /root]#

とログインしてください。

おもむろに、
[root@yuki /root]# dmesg | more

として、システムの確認をしましょう。

末尾あたりに、
eth0: NE2000 found at 0x300, using 3
とか表示されていれば、ネットワークカード(NIC)も認識されています。

2枚めのNIC、サウンドカードの認識に付いては、別の機会に述べます。

(3) Xの起動確認

[root@yuki /root]# startx

とすれば、Xウィンドウが立ち上がります。

ここで、デフォルトの解像度は640x480になりますが、
X起動後、
ctrlとaltと+ で高解像度
ctrlとaltと- で低解像度
へ切りかえられます。

おもむろに、 背景で右クリック->概観・効果音の設定->テーマ->Vine Style
を選んでみましょう。ウーン、カッコいいですねぇ。

こいつは、Windows Maker という、ウィンドウマネージャです。
Windows95に似せた fvwmとかのウィンドウマネージャもありますが、 日本語の対応がルーズになったりするので、私はあまり薦めません。

(4) ネットワークの確認

右側のメニューバーの下から4つめの Netscape をダブルクリックしてください。 ちょっと時間がかかりますが、Netscapeが立ち上がります。 まず、使用許諾契約の「同意する」を左クリックします。 いくつかまどがあきますが、きにしないように。 Netscape:エラーのウィンドウは全て「確認」を左クリックして閉じます。

ここで、必要ならば(電子制御工学科びCAD/CAMのサブネットにぶら下がっている場合)は、 Proxyの設定をします。

http://home.netscape.com/  が表示されますね。

http://sun1.maizuru-ct.ac.jp/control/machida  を指定してみましょう。:-)

(5) 終了の方法

 終了の方法ですが、Xウィンドウから抜けるには、背景(壁紙)のところで、右クリックし、
メインメニュー->終了->終了 とすると ダイアログで本当に終了するか聞いてきますので、終了を 選択します。

 さらに、Linux自体を終了させるためには、

[root@yuki /root]# shutdown -h now
.......... <-しばらくメッセージが出る。
System halted

となってから、PCの電源を切ります。
もちろん、APMの設定をすれば、ATXマザーボードで自動電源OFFも可能ですが、 それについてはまたの 機会で。

---------- Appendix 付録 -----------------

(6) XF86Setup 困ったの時の参考に

(3)までうまくいった場合はここは不要です。

例えば、Viper330 AGP (Riva128)の手動による X の設定ですが。

[root@yuki /root]# XF86Setup
Would you ... (y/n)
には「n」とリターンキーを押します。

上のタブごとに設定します。

<1>マウス(M)
を左クリックします。ヘルプがでますが、それは閉じます。 いっぱいボタンが出ますが、左の「Emulate3Buttons」を押し、右下の 「設定実行」を押すと、しばらく時間がかかりますが設定できます。 ためしに、左右ボタンを同時に押すと真中のボタンが黒く表示 されることを確認してください。

<2>キーボード(K)
を左クリックします。 モデルで Japanese 106-key を選びます。 レイアウトで、Japanese を選びます。 そして、「設定実行」を押してください。

<3>カード(C)
を左クリックします。 Diamond Viper 330 を選択し、詳細設定を左クリックします。 Video RAM を 「4 メガ」に設定します。

<4>ディスプレイ(K)
を左クリックします。 Non-Interaces SVVGA,1024x768 @ 60Hz, 800x600 @ 72Hz を選択します。

<5>解像度(K)
を左クリックします。
640x480 , 800x600, 1024x768
65536色
だけを選択します。

そして、下の設定終了(D)を左クリックすると、 設定完了です。 うまくいけば、Xのテスト画面が「おめでとう」といってくれますので、 すかさずセーブしておきます。そして、(3)に戻りましょう。