日本トライボロジー学会第100回気体軸受研究会
第100回研究会
日 時:1999年9月25日(土)15:00〜
会 場:ホテルフジタ京都[〒604-0902 京都市中京区鴨川二条大橋畔]
電話(075)222-1511
1.記念講演
・会場:同ホテル2階,「クイーンルーム」
(1)たかが気体潤滑,されど気体潤滑:21世紀を目指して
和歌山大学
金子 礼三氏
気体潤滑の研究の歴史を振り返り、気体潤滑レイノルズ方程式(圧力履歴項と安定性)、スパイラル溝
軸受、浮動ヘッドスライダと薄膜気体潤滑理論についての話題と、21世紀の磁気記憶装置を展望して、光
磁気ディスク、超高記録密度(ポイント記録とすきまの制御、浮上/接触記録)、21世紀での情報処理機
器のコンセプト等について講演
(2)気体軸受,この妙にして偉なるもの
高広工業
伊庭 剛二氏
気体軸受開発前期の研究、わが国における気体軸受研究の最初、1950年代後半における世界の空気軸受
への関心(大型反射鏡の加工の例)、気体軸受研究会の歴史、わが国における気体軸受応用の展開(研削
盤への応用、電子機器高精度部品の加工)、ご自身の気体軸受開発研究の紹介等のあと、今後の課題や展
望について講演。
2. 懇親会(17:00〜19:00)
・会場:同ホテル2階「比叡の間」
・懇親会費: 10,000円
・会合 100回を記念し、懇親会を開催した。参加者42名。