H25年度 活動報告(西村)

平成25年度九州沖縄地区国立高等専門学校技術職員研修(建設・環境系、物質系)報告

 平成25年8月26日(月)〜28日(水)に熊本高専八代キャンパスにて行われた、九州沖縄地区国立高等専門学校技術職員研修に参加しました。
 本研修は、職務の遂行に必要な職務等に関する一般知識、技術に関する専門知識を習得させることにより、技術職員の資質の向上を図ることを目的として開催されています。
 本年度の受講対象の専門分野は、建設・環境系及び、物質系でした。研修内容は服務と規律等の一般的事項のほか専門分野に関する技術的な事項で構成され、講義、特別講演の他に、技術課題・研究内容等についての発表、現場見学も行われました。
 今回私は、「教育研究支援センター公開講座のための製作工程および部品設計の改良」と題し、平成23年度と平成24年度に開催した、公開講座での問題点と設計の改良について発表を行いました。発表内容に対し、参加者の方から多くの意見を聞くことができましたので、今後の発展に繋げていければと思います。

 施設見学では「曽木の滝分水路」へ行きました。分水路は、年間約30万人が訪れる観光地「曽木の滝」に近接するため、景観保全への配慮が必要であり、設計時の入念な検討から、施工時の試行錯誤まで、すべてのプロセスで新しい試みを行いました。デザイン賞もとったその素晴らしさに目を奪われました。