アップデート 2001.3.17

ダフィングの方程式


 電気回路や振り子の振動に現れる
x"+ax'+x3=b・cos(t)
というダフィングの方程式を考える。強制振動のxの項がx3になっているため、強制振動と似たような解曲線になると期待されるが、特定な係数a、bに対しては複雑な振る舞いをする。強制項の周期は2πなので、解曲線も周期2πの周期関数になると考えられる。そこでt=0から初めて2π毎に((x(t),y(t))を相平面上に描いて見ると1点に固定されるはずであるが、a=0.1、b=5.8の場合は、どんな初期値から始めても、時間が経過すると、((x(2nπ),y(2nπ))は次の図に示すような場所に現れる。この点の集合をストレンジアトラクタと言う。


Duffing Equation x"+ax'+x^3=b*cos(t)
a 0.1
b 5.8
steps 50
period 6.28318531
x0 2.57551692
y0 -2.1815306
iteration 1000


Duffing方程式の関数マクロはここにある。


問題1 a=0.05、b=1のときのストレンジアトラクタを図示せよ。
問題2 a=0.2、b=12のときのストレンジアトラクタを図示せよ。

参考文献:芹沢浩、カオスの現象学、東京図書