アップデート 2003.5.13

関数値と定積分


問題1
 自然対数関数x(t)=log(t)は、微分方程式
dx/dt=1/t
x(1)=0
の解でもある。微分方程式をルンゲ_クッタ法で解いたとき数値解として得られるt=2の時の値log(2)と、EXCELの組み込み関数値で求めたlog(2)の値を比較せよ。
参考:自然対数log(2)はEXCELでは =LN(2) として計算できる。10を底とする常用対数log10xはEXCELでは LOG10(x) であり、任意の定数a(a>0、a≠1)を底とする対数logaxはEXCELでは LOG(x,a) である。
自然対数=LN(2)は底を明示すれば =LOG(2,EXP(1)) であり、底の変換公式を使えば =LOG(2)/LOG(EXP(1)) と表すこともできる。

問題2
 同様にlog(100)の値を2通りの方法で求めて比較せよ。
問題3
 逆正接関数x(t)=tan-1tは、微分方程式
dx/dt=1/(1+t2)
x(0)=0
の解でもある。微分方程式をルンゲ_クッタ法で解いたとき数値解として得られるt=1の時の値tan-1(1)と、EXCELの組み込み関数で求めたtan-1(1)の値、および厳密な値π/4を比較せよ。逆正接関数x(t)=tan-1はEXCELでは =ATAN で表現される。従って、tan-1(1)をEXCELで表すと、 =ATAN(1) である。

問題4
 lim tan-1t
 t→∞
の値はいくらであるか。微分方程式の数値解から推測せよ。
問題5
 正規分布の累積密度関数
x(t)=erf(t)=∫0t exp(-s2/2)ds/sqrt(2π)
は、微分方程式
dx/dt=exp(-t2/2)/sqrt(2π)
x(0)=0
の解でもある。t=1のとき、微分方程式をルンゲ_クッタ法で解いたとき数値解として得られるerf(t)の値を求めよ。

注意:sqrt(t)とはtの平方根のうち正の値である。sqrt(2π)をEXCELで表現すると =SQRT(2*PI()) となる。

問題6
 lim erf(t)
 t→∞
の値はいくらであるか。微分方程式の数値解から推測せよ。