将 棋







棋聖戦挑戦者に杉本和陽六段!  名人戦第2局始まる!   


BS生中継のリハーサル,井上慶太八段と稲葉 陽六段の師弟コンビ!内藤國雄九段の名調子!内藤國雄九段と谷川浩司九段の豪華解説!投了図.この図が示されて,しばらくして羽生善治王位が投了! △2二金も▲同龍△同玉▲2三銀△1三玉▲1二銀成△同玉▲2三金までの詰み.詰将棋の有名な手筋が出現した.

【第70期名人戦7番勝負第5局第2日,ウエスティン都ホテル京都(京都市東山区)】


BS生中継のリハーサル,佐藤康光九段がにっこり!BS生中継久保利明王将が登場!谷川浩司九段と阿部 隆八段の豪華解説!

【第67期名人戦7番勝負第6局第2日,東本願寺渉成園(京都市下京区)】


一歩千金!
歴代名人
コラム
タイトル戦速報
第83期A級順位戦
全国高等専門学校将棋大会
将棋同好会・活動状況




◆A級順位戦最終局

将棋界の一番長い日,A級順位戦の最終局が3月2日(木)に行われ,B級1組への陥落が中原誠永世十段と郷田真隆八段に決まった.一方,名人挑戦の方は,丸山八段が郷田八段に快勝して,8勝1敗で挑戦権を獲得し,郷田とは明暗を分けた.

中原誠永世十段−加藤一二三九段戦が最も早く決着がついた.負けた中原はプレッシャーから開放されたのか,予想外にさばさばした表情.報道陣の「引退は?」の質問に,「ずっと危なかったから.まだ,引退はしません.来期はB1で指します.まだ若いから.とにかく,秋に負けすぎましたね.・・・・・,また追っかけられてもたいへんだしね.」と答えた.中原の捲土重来を期待したい.そして,往年の中原将棋が見たい.中原には,やはり名人戦の檜舞台こそふさわしい.
一方,絶好調の丸山は郷田を寄せつけず,ダントツで名人挑戦権を獲得.佐藤康光名人との好局が期待される.4月11日からの名人戦が待ち遠しい.
それから,田中寅彦九段が穴熊らしい指し回しで森内俊之八段に勝ち,残留を決めたのはうれしい.
(2000年3月5日)

◆A級順位戦雑感

A級順位戦の最終局が3月2日(木)に行われる.約150人のプロ棋士の中で,羽生善治四冠をはじめ,わずか10人しかいないトップクラス.名人以外のタイトルは四段でも獲得できるが,名人はA級八段になって,なおかつリーグ戦をトップで終えないと名人位に挑戦すらできない.これがA級の権威であり,米長邦雄九段が一昨年の最終局後(加藤一二三九段に勝ったが,B1に陥落)にフリークラスに転出の意向を示したのも十分に理解できる.米長がB級1組で指すことは,元名人のプライドが許さなかったのだろう.ファンとしては,”米長名人”が再び誕生する可能性がなくなり,非常に残念である.
ところで,A級順位戦の最終局当日は,「将棋界の一番長い日」であり,数年前からNHK衛星放送で中継されている.名人挑戦者は,丸山八段と森内八段の2人に絞られている.もし,羽生四冠が挑戦者になっていれば,最近の佐藤名人とのタイトル戦の状況から見て”羽生名人”が誕生する可能性は極めて高い.しかし,羽生は挑戦者になれなかったのだ.やはり鬼の住処.挑戦者争いはもちろん興味深いが,それ以上に2名の陥落者が誰になるかに興味がある.

勝ちか負け.客観的な基準がはっきりしていて明快な将棋が好きだ.第三者から見た基準が極めてあいまいで不透明に物事が決定されているどこかの世界とは大違いだ.以前は八段はA級棋士である(あるいは,であった)証明であったが,七段に昇段後,***勝で八段昇段という類の,規定が設けられ,”にせ八段”が量産され始めた.しかし,将棋ファンは本物の八段は誰かを知っている.毎日新聞のA級順位戦の棋譜には,毎朝目を通すが,やはり一流の将棋は光っている.明らかに他の棋戦とは一線を画している.今朝の将棋欄で,中原誠の出身地は宮城県ということになっているが,正しくは鳥取県出身ですよ.観戦記者の山村さん! 一般には,幼いときに塩釜に引っ越したので,”宮城県出身”となっているようだが.
中原誠永世十段は陥落の危険性が高い.最終戦に勝っても他力である.しかも,中原の対戦相手は,因縁浅からぬ加藤一二三九段だ.遙か昔の名人戦の死闘が思い出される.もし,陥落した場合は身の振り方が注目される.十六世名人がB1で指すのか.米長の実績もすごいが,中原の実績は,あの大山康晴十五世名人をも凌いでいるのだ.プライベートな面では,以前に林葉直子元女流名人との不倫問題で,自宅でわざわざ記者会見をして醜態をさらした中原だが,今度はどうか.少し前に週刊誌に米長のスキャンダルが浮上したが,米長は柳に風と受け流したようだ.大山十五世名人にも陥落かというときがあったが,凌いでいる.中原の場合はフリークラス転出もできないし,”引退”が妥当な選択になるだろう.「中原にはまだ引退して欲しくない」が正直な気持ちだ.今年の3月2日はじっくりと衛星放送を見ていたいが・・・・・.

(2000年2月24日)











タイトル戦速報







第37竜王戦七番勝負第6局


藤井聡太竜王が制し,竜王を防衛,4連覇を達成!

第6局が12月11日午前9時から鹿児島県指宿市の「指宿白水館」で始まっていたが,12日午後3時21分,106手で佐々木勇気八段が投了.藤井聡太竜王が勝って,4勝2敗で竜王を防衛,4連覇を達成した.

くわしくはこちら





第74期王将戦七番勝負第5局


第5局は藤井聡太王将が制し,王将を防衛,4連覇!

第5局が3月8日午前9時から埼玉県深谷市の旧渋沢邸「中の家(なかんち)」で始まっていたが,9日午後6時55分,120手で永瀬拓矢九段が投了.藤井聡太王将が勝って,4勝1敗で王将を防衛(4連覇)した.

くわしくはこちら





第65期王位戦七番勝負第5局


藤井聡太王位が制し,王位を防衛,永世王位に!

第5局が8月27日午前9時から神戸市北区有馬温泉の「中の坊瑞苑」で始まっていたが,28日午後6時21分,97手で渡辺 明九段が投了.藤井聡太王位が勝って,4勝1敗で王位を防衛,永世王位(5期連続)の称号を獲得した.

くわしくはこちら




第50期棋王戦五番勝負第3局


藤井聡太棋王が制し,3連勝で棋王を防衛!

第3局が3月2日午前9時から新潟市の「新潟グランドホテル」で始まっていたが,(千日手指し直しの末)午後8時55分,120手で増田康宏八段が投了.藤井聡太棋王が勝って,3連勝で棋王を防衛(3連覇)した.

くわしくはこちら

  • 〇藤井聡太棋王・●増田康宏八段【3月2日】
  • 〇藤井聡太棋王・●増田康宏八段【2月22日】
  • 〇藤井聡太棋王・●増田康宏八段【2月2日】




    第72期王座戦五番勝負第3局


    藤井聡太王座が制し,3連勝で王座を初防衛!

    第3局が9月30日午前9時から京都市東山区蹴上の「ウェスティン都ホテル京都」で始まっていたが,午後9時,156手で永瀬拓矢九段が投了.藤井聡太王座が勝って,3連勝で王座を初防衛した.

    くわしくはこちら




    第96期棋聖戦五番勝負第1局


    藤井聡太棋聖に杉本和陽六段が挑戦!

    第1局は6月3日に栃木県日光市の「日光金谷ホテル」で行われる.

    くわしくはこちら





    第83期名人戦七番勝負第2局


    第2局始まる!

    第2局が4月29日午前9時,東京都大田区の「羽田空港第1ターミナル」で始まった.
    くわしくはこちら





    第83期A級順位戦


    名人挑戦権は永瀬拓矢九段が獲得!!
    菅井竜也八段と稲葉 陽八段がB級1組へ降級!

    くわしくはこちら

    『プレーオフ』

    ●佐藤天彦九段・〇永瀬拓矢九段【3月4日】

    **********************************************************************************

    〇佐々木勇気八段[先手][5勝4敗]・●佐藤天彦九段[6勝3敗]【2月27日】
    ●中村太地八段[先手][4勝5敗]・〇稲葉 陽八段[3勝6敗]【2月27日】
    〇渡辺 明九段[先手][5勝4敗]・●菅井竜也八段[3勝6敗]【2月27日】
    ●増田康宏八段[先手][5勝4敗]・〇永瀬拓矢九段[6勝3敗]【2月27日】
    ●千田翔太八段[先手][4勝5敗]・〇豊島将之九段[4勝5敗]【2月27日】

    〇渡辺 明九段[先手][4勝4敗]・●永瀬拓矢九段[5勝3敗]【2月21日】← 7回戦

    ●稲葉 陽八段[先手][2勝6敗]・〇増田康宏八段[5勝3敗]【1月28日】
    〇佐藤天彦九段[先手][6勝2敗]・●渡辺 明九段[3勝4敗]【1月28日】
    〇菅井竜也八段[先手][3勝5敗]・●佐々木勇気八段[4勝4敗]【1月28日】
    〇永瀬拓矢九段[先手][5勝2敗]・●千田翔太八段[4勝4敗]【1月28日】
    ●豊島将之九段[先手][3勝5敗]・〇中村太地八段[4勝4敗]【1月28日】

    ●佐々木勇気八段[先手][4勝3敗]・〇千田翔太八段[4勝3敗]【1月15日】
    ●菅井竜也八段[先手][2勝5敗]・〇稲葉 陽八段[2勝5敗]【1月14日】
    〇豊島将之九段[先手][3勝4敗]・●増田康宏八段[4勝3敗]【1月14日】
    ●中村太地八段[先手][3勝4敗]・〇佐藤天彦九段[5勝2敗]【1月7日】

    ●佐藤天彦九段[先手][4勝2敗]・〇菅井竜也八段[2勝4敗]【12月26日】
    〇千田翔太八段[先手][3勝3敗]・●渡辺 明九段[3勝3敗]【12月13日】
    〇中村太地八段[先手][3勝3敗]・●永瀬拓矢九段[4勝2敗]【12月10日】
    〇増田康宏八段[先手][4勝2敗]・●佐々木勇気八段[4勝2敗]【12月6日】
    ●稲葉 陽八段[先手][1勝5敗]・〇豊島将之九段[2勝4敗]【12月3日】

    ●千田翔太八段[先手][2勝3敗]・〇増田康宏八段[3勝2敗]【11月22日】
    〇稲葉 陽八段[先手][1勝4敗]・●佐藤天彦九段[4勝1敗]【11月14日】
    ●渡辺 明九段[先手][3勝2敗]・〇佐々木勇気八段[4勝1敗]【11月8日】
    〇永瀬拓矢九段[先手][4勝1敗]・●豊島将之九段[1勝4敗]【11月7日】
    〇菅井竜也八段[先手][1勝4敗]・●中村太地八段[2勝3敗]【11月5日】

    ●増田康宏八段[先手][2勝2敗]・〇佐藤天彦九段[4勝]【10月25日】
    〇渡辺 明九段[先手][3勝1敗]・●稲葉 陽八段[4敗]【10月23日】
    〇中村太地八段[先手][2勝2敗]・●千田翔太八段[2勝2敗]【10月18日】
    ●佐々木勇気八段[先手][3勝1敗]・〇永瀬拓矢九段[3勝1敗]【10月15日】
    〇豊島将之九段[先手][1勝3敗]・●菅井竜也八段[4敗]【10月11日】

    ●増田康宏八段[先手][2勝1敗]・〇渡辺 明九段[2勝1敗]【9月19日】
    〇佐藤天彦九段[先手][3勝]・●豊島将之九段[3敗]【9月18日】
    〇佐々木勇気八段[先手][3勝]・●中村太地八段[1勝2敗]【9月12日】
    〇永瀬拓矢九段[先手][2勝1敗]・●稲葉 陽八段[3敗]【8月30日】
    〇千田翔太八段[先手][2勝1敗]・●菅井竜也八段[3敗]【8月23日】

    ●豊島将之九段[先手][2敗]・〇渡辺 明九段[1勝1敗]【8月15日】
    ●稲葉 陽八段[先手][2敗]・〇佐々木勇気八段[2勝]【8月9日】
    〇増田康宏八段[先手][2勝]・●中村太地八段[1勝1敗]【8月8日】
    〇佐藤天彦九段[先手][2勝]・●千田翔太八段[1勝1敗]【7月24日】
    ●菅井竜也八段[先手][2敗]・〇永瀬拓矢九段[1勝1敗]【7月12日】

    ●渡辺 明九段[先手][1敗]・〇中村太地八段[1勝]【6月21日】
    〇千田翔太八段[先手][1勝]・●稲葉 陽八段[1敗]【6月19日】
    〇佐々木勇気八段[先手][1勝]・●豊島将之九段[1敗]【6月19日】
    〇増田康宏八段[先手][1勝]・●菅井竜也八段[1敗]【6月18日】
    ●永瀬拓矢九段[先手][1敗]・〇佐藤天彦九段[1勝]【6月14日】



    2023年度第82期A級順位戦結果

    2022年度第81期A級順位戦結果

    2021年度第80期A級順位戦結果

    2020年度第79期A級順位戦結果

    2019年度第78期A級順位戦結果

    2018年度第77期A級順位戦結果

    2017年度第76期A級順位戦結果

    2016年度第75期A級順位戦結果

    2015年度第74期A級順位戦結果

    2014年度第73期A級順位戦結果

    2013年度第72期A級順位戦結果

    2012年度第71期A級順位戦結果

    2011年度第70期A級順位戦結果

    2010年度第69期A級順位戦結果

    2009年度第68期A級順位戦結果

    2008年度第67期A級順位戦結果

    2007年度第66期A級順位戦結果

    2006年度第65期A級順位戦結果

    2005年度第64期A級順位戦結果

    2004年度第63期A級順位戦結果

    2003年度第62期A級順位戦結果

    2002年度第61期A級順位戦結果

    2001年度第60期A級順位戦結果

    2000年度第59期A級順位戦結果

    1999年度第58期A級順位戦結果

    1998年度第57期A級順位戦結果

    1997年度第56期A級順位戦結果








    購 読 雑 誌

    将棋世界詰将棋パラダイス,







    全国高等専門学校将棋大会


    第11回大会(2004年)

    第5回大会(1998年)

    第4回大会(1997年)






    歴代名人






    リンク

    日本将棋連盟 

    詰将棋パラダイス

    若島正の詰将棋ワールド

    駒の詩

    NHK杯テレビ将棋トーナメント






    Page Last Updated 29 April 2025

    Copyright (c) 1996, 2025
    M. NOMA
    All Rights Reserved.