Opinion 2001









阪神タイガースの監督に星野仙一氏が就任することが発表された.”ダメ虎”を鍛え直してくれることを”燃える男”に期待したい.

23年前にトレード通告という屈辱的な形で阪神から放出された田淵幸一氏がコーチに就任するとのこと.阪神といえば,江夏,田淵,カークランド,・・・・・.”阪神田淵”の復活に拍手を送りたい.ところで,”学識経験者”等の偉い先生方にはとうていわからないと思うが,関西経済が活性化するのは阪神が強くなることだ.どんな経済政策にも勝る.もちろん,優勝なら言うことはない.
【19 December 2001】






12月1日午後,皇太子殿下ご夫妻に待望の第1子が誕生した.

昨日の大阪梅田,阪急百貨店前には「皇太子様,雅子様,新宮様誕生おめでとうございます」の垂れ幕が掲げられていた.また,日の丸を着けたタクシーも見られた.皇室の存続には賛否はあるが,国が安定していることは望ましい.今日は平日にも関わらず記帳にたくさんの人々が訪れているとは日本もおめでたいが,今年はたいへんなことが多かったので国民の多くが明るい話題を待ち望んでいたと思われる.あの長嶋茂雄氏が万歳の音頭をとったくらいだから.ところで,皇太子殿下誕生の昭和35年はどんな騒ぎだったのだろう.
【3 December 2001】







先日述べた松葉がにの価格を決めるキーワードは,”脱皮”だ.大きさでも見栄えでもない.

脱皮して時間が経過していないものは,いわゆる”水がに”で,身がぶよぶよで値段も安い.甲羅に黒い”斑点”がついているということは,脱皮してからかなり時間が経過していること(もう脱皮しない)の証明になり,身が締まっていること意味する.世の中,安いものにはそれなりのわけがあることを再認識したい.
【30 November 2001】






冬の味覚,松葉がにが解禁になってしばらくたったが,昨日海鮮市場をのぞいてみた.

市場内には”松葉がに”がたくさん並べられており,観光客が押し掛けてくる.価格もさまざまで素人には見分けがつきにくい.産地が示されているものは,”舞鶴産”だけで1匹1万円以上する.他はたとえば3匹5000円だ. 舞鶴産のかにには,甲羅に黒い斑点がついている.”気軽に”というお値段ではないので,味がどの程度違うのかは,庶民には調べようがない.どうも安いものは,産地が山陰ではなく,北海道らしい.新聞等,丹後の宿でかに3匹付きの舞台裏はこれだ.丹後の宿だから山陰のかにが食べられるというのは庶民の錯覚で,中には輸入物という滑稽なこともあるとのこと.一度は本物を食べておきたいが・・・・・・・・・.そうしないと基準がない.


これは冷凍物のずわいがに(明らかに輸入物) 左は(たぶん)北海道産,右が舞鶴産の松葉がに


【18 November 2001】





アメリカの同時多発テロ以来,どうもすっきりしない日々が続いている.

今朝の毎日新聞に”アメリカにとっての悪は,タリバンにとっては善であり,アメリカにとっての善は,タリバンにとっての悪である”という一節がある.報復攻撃を続けても,喜ぶのは兵器の製作にかかわる人々とその性能を試したい人々ぐらいだと思うが,何をもって”善”とするか,秋の夜長に考えてみてはどうだろう.
【31 October 2001】





先月末から久々にオランダ,ドイツを訪問(1週間)して,アムステルダム・スキポール空港から関西国際空港に帰還した.

7年前にスキポール空港(オランダ)から成田空港に帰還して,そのレベルの低さに衝撃を受けたことこと思いだした.関西空港も施設自体は立派なものだと思うが,使い勝手の良さからはほど遠い.たとえば,スキポール空港はカートを押して地下の鉄道駅まで移動できるようにエスカレーターが工夫(動く歩道に傾斜がついたもの)されているが,関西空港では効率の悪いエレベーターを使わざるを得ない.鉄道の切符を買うにしてもJRの窓口はわずか3つしかなく,係員はまともな英語は話せないので,切符の販売にかなりの時間がかかる.また,空港内の案内にしても非常にわかりづらい(英語の表記が極端に少ない).たとえば,私がオランダ人で日本に観光旅行で来たと仮定しよう.もうここで不安になってしまうに違いない.オランダなら誰に聞いても英語が通じるので安心だが,現状の日本ではそれも期待できない.一方,名ばかりの24時間空港にも問題があるようだ.スキポールの地下鉄道駅は深夜になっても1時間に1本の電車がある.これから施設を設計される偉い先生方には,ご一考願いたい.いずれにしても,”自称先進国”の観点から物事を考えているので,外から見れば滑稽なことも多い.スキポール空港に降り立ってみれば,私の言っていることが嘘ではないことが明らかになるのだが・・・・・・・・・・・・・.
【8 August 2001】





山形大学に端を発した入試合格判定ミスは,富山大学,金沢大学と南下してきた.次はどこか? 明らかになった部分は氷山の一角だろう.

本来合格していたはずが,不合格にされて当事者にすれば怒りをぶつけるところがなく,いくら謝罪されてもおさまるものではない.「何を今さら.」である.陰の部分を考えれば,本来不合格のはずが,”合格”してしまった者もいることになる.これについては問題がないのか? 大きな問題は,つまらぬ不祥事が他人の人生を狂わせてしまったことだ. 昨晩のNHKニュース,久しぶりに林勇二郎先生(前工学部教授,現金沢大学学長)の顔を見た.頭を下げているのを見ながら,思わず苦笑いをしてしまった.まさかこんな格好で顔を見るとは.元々白髪の多い先生だが,勢いがないように見えた.工学部とは別の理学部の不祥事とはいえ,格好が悪すぎる.しかしながら,冷静に考えると問題は色々な体制の基本的な部分にあると考える.責任の所在はどこにあるのか??
【19 June 2001】





昨日,大阪府池田市の小学校で児童8人が刺し殺されるという痛ましい事件が起こった.突然,我が子の死亡を宣告されても,親としてはとても納得できないし,現実を理解することすらできないのではないか.とても人ごととは思えない.改めて”世の中何が起こるかわからない”の感を強くする.

村山富市首相のときは「阪神淡路大震災」,橋本龍太郎首相のときは「ペルーの日本大使館占拠事件」,森 喜朗首相のときは「えひめ丸の事故」,そして小泉純一郎首相のときは「小学生殺害事件」と,大きな事件が起こっている.今回のような事件が起こったということは,京都の日野小学校事件の教訓が生かされていないともいえるが,現実の教育現場で外部からの侵入者をなくすることは不可能だ.小泉首相の対応は,まさか「全国の小中学校に安全対策に万全を期すよう支持した.」などのポーズだけではないだろうな.小泉首相の緊急対策に注目している.容疑者が過去に薬物混入事件を起こしていることも無関係ではない.今回の事件,「喉元過ぎれば・・・・・・・・.」にだけはなってほしくない.
【9 June 2001】






小泉純一郎首相が所信表明演説を行った.支持率も過去最高とのことだが,細川内閣のように期待が裏切られるのでは看板だけになってしまう.

原稿も見ずに自分のことばで前を向いて堂々と演説したようだから,過去の首相が下を向いて原稿の棒読みであったことを思えば,これは画期的なことだ.一方,先日の田中真紀子外相の記者会見によると,外相室には世界地図,辞書のほか主要な外国の新聞も置かれていないとのことだった.こんなことは知らなかったから,衝撃を受けた.この手のことは,他の省庁にも山のようにあるのではないか.ところで,田中角栄外相(当時)の頃の外相室も同じ状況だったのだろうかと,ふと思った.
【10 May 2001】






自由民主党の小泉純一郎新総裁が誕生した.

前総裁が密室で決定されたことを思うと少しはましになった感がある.”解党的出直し”を力説していた人であるから若干の期待もあるが,一方で森政権を支えていた人であることも忘れてはならない.前総裁のように首相になるときは,笑いが止まらないという顔をされて,やめるときには何の評価もなしでは困るから,今後,たとえば小泉首相は公約の達成率が**%等の素人にも一目でわかる尺度を出すべきだろう.小泉首相が退陣するときは,どんな引き際になるかを頭に描いて見守りたい.ところで,先週末は選挙でもないのに,綾部市〜瑞穂町の間には”野中広務”のポスターが目立っていた.
【25 April 2001】







チョコレートについて,”偽物”はカカオバターの代用品として植物性油脂を使っているという記事を読んだことがある.植物性油脂の添加を認めるか否かについて,以前に純粋派のベルギーと容認派のUKあたりがもめていた.一応,EU内では5%を限度に認められたとのこと.

ベルギーのチョコレートがなぜおいしいのか? 理由は明快.本物だからだ.チョコレートを購入する際,"原材料"を見てみるとよい.国内産でも,植物性油脂が添加されているものと,そうでないものがある.これは,ビールの麦芽100%とそうでない(副原料を添加したもの)との関係に似ている.後発の発泡酒が売れているらしい.発売数日後に,偶然,1缶飲むことになった.期待もしていなかったが,予想通り,記憶にある”ビール”とは別物であった.二度と飲もうとは思わない.メーカーは,ビールの味もわからない消費者を相手に裏で舌を出しているのではないか.そういえば,酒屋では缶発泡酒のケースを抱えた人がほとんどで,缶ビールのケースを抱えた人を見かけることが少ない.一億総中流,”いつかはクラウン”の価値観は去り,”一億総発泡酒”時代に突入したと実感する.
【31 March 2001】





昨晩のニュースステーションで,中古車の走行距離計の巻き戻しについての特集があった.

アナログメーターは簡単に巻き戻しでき,ディジタルメーターも専用の装置で書き換えが可能である.何でも,走行距離が1万km少ないと,10万円高く売れるらしい.何でも巻き戻しを商売にする業者もあるようで,30年の歴史がある.履歴も考慮せずに,”走行距離が少ない車=良い車”という誤った概念を捨てないと,この問題はなくならない.ろくにエンジンも掛けずに放置された車よりも,毎日コンスタントに走っている車の方が,調子がよいのは当然だ.常々,はやく走行距離が増えないかなと思って乗っている身には理解しかねるが,市場がそれを求めている.この問題への対策としては,メーター系を封印するとか,1年ごとの走行距離検査を陸運局が実施して,車検証に記入するとか,いろいろ考えられるが,これに対抗して悪知恵が必ず出てくるだろう.消耗品は適時交換して整備し,距離を乗った車の方が魅力があると思うが,いかが?
【7 March 2001】







2月21日にアサヒビールが発泡酒”本生”を発売した.

ふと,アサヒが「わが社は発泡酒のようなまがいものはつくりません.」と言っていたことを思い出した.先日,阪急電車の車内広告に出ていた”開発期間6年”はいったい何なのか? 上の発言を聞いてから6年も経ってはいない.アメリカのクリントン前大統領の不倫疑惑の件ではないが,今だから真相を話そうなのか.要するに,企業は儲かれば何でもするということだ.
そもそも,何でビールもどきが”発泡酒”という名称なのかわからない.”ビール風アルコール飲料”とでもすれば,明快だ.さらに,”本生”という名前もあやしい.昔,山下達郎の「ラブランド・アイランド」がバックに流れたサントリーの”純生”というビールのコマーシャルがあったが,この名称も誇大広告に値すると考える. まあ,発泡酒は飲んでみようとは思わないので,どうでもいいことだが・・・・・・.偽物と知って飲んでいるのは精神衛生上よくない.

【23 Feburuary 2001】





ニアミスの問題に言及したと思ったら,今度はハワイで宇和島水産高校の実習船とアメリカの原子力潜水艦の衝突事故が勃発した.

いくら謝罪してもらっても,命は帰らない.関係者の肉親は,命ある限り苦しむことになる.これも,通り魔に刺し殺されたのと何ら次元は変わらない.気の毒としか言いようがない.ハイテクを満載した”超大国”の原潜が,実習船と衝突するとは滑稽だが,何事も最後は人間の判断だなと思う.何も確認せずに急浮上したことは,素人が考えても予測がつく.そもそも,人を殺すために存在するのが原潜だろうから,本音のところではそんなところに実習船が航行していたのが悪いと思っていることだろう.日本人はおとなしいので,大多数の人は”煮え湯”を飲まされても,何も言わないが,これでいいはずがない.日米が逆の立場で,今回の事件が起こったなら,たいへんな騒ぎになっていたのではないか.”艦長の更迭”という猿芝居が,ここでも演じられたようだが・・・・・・.
【13 Feburuary 2001】





先日の焼津上空での日航機同士のニアミスは,管制官が便名を間違えたことが原因であることが明らかになってきた.

乗客は航空機が飛び立てば,逃げ出すことはできないから全てを航空関係者に預けていることになっている.10メートルくらいの距離で交差したようだから,もし2機が激突して大惨事になっていたら,おそらく責任者(たぶん,日本航空社長)が出てきて「今回の事故は誠に遺憾.今後,このような事故が起きないよう徹底的に原因を調査し,事故防止に万全の体制をとる」という九官鳥のような決まり文句を発して米搗きバッタのように頭を下げて一件落着になったのではないかと考える.挙げ句の果てに「”先進国”日本では起きないはずの事故が起きた.」と開き直るかもしれない.”乗客の命を何と心得る”だ.”見習い”が管制業務を遂行していることも驚きだが,そばにいた”教官”も気づかなかったとは,あきれるばかりだ.これでは,路上教習の自動車学校の車(たくさん人を乗せていると仮定しよう)が対向車線にはみ出て間一髪のところで大型トラックとの正面衝突を避けたのと,部分的には同じではないか.おそらく,大惨事になっていても管制官の”個人的ミス,全責任は管制官にある”のトカゲの尻尾切りで逃げるのがいいところで,誰も責任をとらないのが今の社会だ.機密費横領の件でも関係者がいたくもかゆくもない”給与返納”の猿芝居をしておけば,国民はすぐ忘れる,何といっても「喉元過ぎれば・・・・」のお国柄だから.忘れないためにもここに書いているのだが・・・・・.いずれにしても,表に出てくるだけでもかなりの数だが,もちろん氷山の一角と考えるのが妥当であるし,今後,色々なことが明るみに出ることになるだろう.仮にあなたがこのニアミス航空機の乗客であったなら,許せるか? 普通の感覚をもっていれば憤りが収まらないのではないか.もっとも,世の中,落とし穴ばかりだから,神頼みしかないのか?

【3 Feburuary 2001】







先日,森喜朗首相が就任したばかりのブッシュ大統領と電話で5分間話をした.

ときどき”**首相(もちろん日本の),**大統領と電話で会談”なる記事を目にすることがある.**大統領が日本語を話すことは考えにくいから,**首相が英語で会話しているかというとそうではないと解釈するのが妥当だ.必ずそこに通訳がかんでおり,なおかつその言い回しで誤解が生まれたりする.1−1の会話は成立せず,第3者に内容が筒抜けだ.簡単な英語も話せないのに,”外交”には熱心だ.先日辞任させられたフィリピンの前大統領の「日本の首相は英語を話せないだろう」のことばに何か感じるものはないのか. 人間は「はずかしい」と思う心がないとだめだ.場所をわきまえない携帯電話,喫煙,・・・・.国に限らずトップが尊敬されていない組織の将来は,脳味噌の偏差値がそれほど高くなくてもある程度予測できる.パソコンのキーをたたいてみせて「IT」連呼も結構だが,料亭ばかり通い詰める暇があるなら,簡単な英会話くらい話せる訓練をしたらどうだろう.ぜひ,森首相が立て板に水のごとく英語で話をしている場面を見てみたい.支持率はうなぎのぼりとなるだろうが・・・・・・・・・・・・・・.
【25 January 2001】





今朝,阪神大震災から6年目の朝を迎え,被災地では追悼行事が行われたようだ.

6年前の1月もよく雪が降り,震災後は物資輸送のトラックで市内の国道が混雑していたのが思い出される.当時,ほとんどの人々はテレビを見るだけでストレスを感じたと思われる.いくら追悼行事をしてもらっても死んでしまえば悲しい.生き残った人々が,今,生きていることに感謝するための行事と理解したい.
【17 January 2001】





本日(12日)午前8時に北近畿で地震があり,舞鶴でもかなりの揺れ(震度3)を感じた.

ほとんどの人々が6年前の1月17日のことを忘れてしまっているのではないだろうか.災害は忘れた頃にやってくる.今,電気や水道が止まったらどうするのか,改めて考えてみるのも悪くない.昨晩,ニュースステーションで取り上げられていた近未来のハイテク&ネットワーク住宅など,災害に直面すれば何の役にも立たないのだから! 車にたとえれば,吹雪の中で開けたまま止まってしまったパワーウインドウのようなものだ.汲み取り式トイレ,石油ストーブ等古典的なものが災害には強いことを再認識するべきだ.
【12 January 2001】





いよいよ21世紀が始まった.

昨晩から雪が降ってきて,21世紀の仕事始めの朝は雪景色となった.普段と何も変わらない朝だが,新年にあたって,”良い年になるように”ではなくて,”良い年にする”意識が重要なのだ.
【4 January 2001】






バックナンバー

Vol. 2

Vol. 1









注:敬称は略している場合があります.また,内容に関して一切責任は負いかねます.


禁無断転載 Copyright (c) , 2001
M. NOMA
All Rights Reserved.