R元年度 活動報告

令和元年度 第2回 舞鶴工業高等専門学校 技術職員研修

開催日:令和元年9月6日(金)
場 所:舞鶴工業高等専門学校 図書館 1階ワークスペース
参加者:高等専門学校および大学職員

 高専・大学における技術系職員の職務は多様であり、それぞれの分野においての専門的かつ高度な知識や技術のみならず、他分野の知識や技術を知ることも大切ですが、技術系職員の場合、日常の業務の中では、各々の分野の職員同士で業務遂行することが多くなっています。

 そこで、今回の技術職員研修で講義・実習・ワークショップを実施することにより、他分野を交えた相互啓発の機会を与え、技術系職員の資質向上を図るとともに、自らの見識を広めることを目的とし、本研修を開催しました。

 開会に先立ち、本校桑原事務部長の挨拶で幕を開け、本校教育研究支援センター北代副技術長による研修日程の説明がありました。午前は本校の内海校長による講演「北近畿地域の産学連携」が行われました。地域の課題と地方創生や北近畿地域における構想と活動などをお話しいただき、大変有意義な講演でした。

 午後からは本校機械工学科室巻准教授・教育研究支援センター櫻井第1部門員・石井第1部門長による実習「レーザー加工機でノギスをつくろう」を行いました。初めに室巻准教授よりレーザーの仕組みや、レーザー加工機を用いて作成した作品例などを写真とともに説明していただき、その後ノギスの作製を行い、合わせて実習工場の見学も行われました。

 次に行われたワークショップでは事前に提出していただいた自己紹介カードを基に参加者が自己紹介を行い、持ち寄った議題について討論が行われました。主に「高専と大学の技術職員の違い」や「技術職員のこれからの在り方」などが議論され、各高専の特徴や取組み、色々な意見を知る良い機会となりました。

 第2回となった本研修ですが、皆様のおかげで盛況のうちに終えることができました。研修の目的にもあるように、本研修が技術職員の資質向上などに繋がればと思います。参加していただいた皆様、協力していただいた皆様には大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。