H28年度 活動報告

第17回 近畿地区国立高等専門学校技術職員研修 報告

 平成28年8月25日〜26日の2日間、明石工業高等専門学校で開催された「第17回近畿地区国立高等専門学校技術職員研修」に北代と畑、櫻井が参加してきました。 この研修は、近畿地区国立高等専門学校の技術職員に対し、その職務遂行に必要な専門的知識を修得させると共に、相互啓発の機会を与えることにより、技術職員の資質向上を図ることを目的として開催されています。今回の研修では、各高専の公開講座の取組発表と工場見学が行われました。

各高専の公開講座の取組発表

 参加している4高専(明石・奈良・和歌山・舞鶴高専)が各校で実施している公開講座について、講座名、対象年齢、受講可能人数、実施予算、実施方法、受講者の反響等の発表が行われました。舞鶴高専に関しては、平成27年度までの本支援センター主催の公開講座と本年度開催予定の公開講座の一つについて櫻井が発表しました。また、9月3日(土)に開催予定の公開講座「電子ピアノを作ろう」について畑が発表しました。 

   

工場見学

 ライオン株式会社 明石工場様の製造ラインを見学させていただきました。歯ブラシに植毛しているところや、原材料を加えて歯磨き粉を製造するところを見学することができました。また、新規発売の洗濯用洗剤の紹介がありました。従来品との洗浄効果を比較する実験では、繊維から油がすぐに落ちる様子を見ることができ、新規品の効用を確かめることができました。

総評

 過去、公開講座を開催するにあたり、同一内容のテーマを複数年連続で実施することを避けたい思いから、新規のテーマを立ち上げる度に、多大な時間を費やしてきました。今回の研修を通じて、他高専の公開講座のテーマを聞くことができ、本支援センターが主催する公開講座のテーマづくりの参考になりました。