公開講座

H30年度公開講座

公開講座「カラフルな色でメロディをつくろう 〜電子オルゴールを組み立てよう〜」 ポスター

日 時:平成30年12月8日(土)10:00〜12:30
場 所:舞鶴工業高等専門学校
参加者:小学生・中学生 15名

 教育研究支援センター主催の公開講座「カラフルな色でメロディをつくろう 〜電子オルゴールを組み立てよう〜」を開催しました。当センターの公開講座等ワーキンググループでは、ものつくりの楽しさを感じてもらうと同時に、高専で学ぶ技術の一端にも触れてもらうことなども考慮し、公開講座用の教材を開発しています。

 今回の教材は、光センサを用いて紙に印刷された色を判別し、その色に応じた音を鳴らす電子オルゴールとしました。対象物にフルカラーLEDの光を当てて、その時に反射する光の強さをフォトトランジスタで計測することにより色を判別する電子回路を用いています。

 初めに、音や光の三原色(赤、緑、青色)、色の判別方法について説明し、その後、はんだ付けや部品組み立て時の要点について説明しました。次に、基板に電子部品をはんだ付けして頂きました。はんだ付けが初めての方もおられ、予定より時間がかかる場合もありましたが、完成させることができました。

 電子工作の間、4名ずつメロディ作成を行って頂きました。Excelシートのセル上に音階に応じた色を塗り、紙に印刷していきました。その後、メカ本体の組み立てに移りました。予めレーザ加工機で加工したMDF(中密度繊維板)材の組立キットから部品を取り出し、輪ゴムを取付けたり、くさびを打ち込んだりする作業を行って頂きました。最後に、印刷した紙を本体にセットし、音の確認を行いました。

 ものづくりの方法や手順を体験する良い機会になったと思います。




 

出前授業「水中UFOキャッチャーをつくろう」

日 時:平成30年8月3日(金)9:00〜12:00
場 所:舞鶴市大浦会館
参加者:小学生 17名

 教育研究支援センター主催の出前授業「水中UFOキャッチャーをつくろう」を開催しました。開催日が夏休みなので、自由研究の題材になりそうな、浮沈子の原理を用いた「水中UFOキャッチャー」と簡単な科学実験を行いました。当センターの公開講座等WGでは、ものつくりの楽しさを感じてもらうと同時に、さまざまな科学技術にも触れてもらうことなども考慮し、公開講座や出前授業の教材を開発しています。

 浮力に関する実験や工作を通して浮力の性質を知り、科学に親しんでもらうことが目的で、プールやお風呂に入るとからだが軽くなることをイメージして、なぜからだが軽くなるのか(アルキメデスの原理)を学んでもらいました。また、水中での浮力を調節して浮沈子に輪ゴムを拾い上げる「水中UFOキャッチャー」を作りました。浮沈子からパスカルの原理とアルキメデスの原理を遊びながら学んでもらえたと思います。

 初めに原理と簡単な実験を行い、「水中UFOキャッチャー」の作成を行いました。浮沈子(魚型の調味料入れ)の水の量の調整に苦労しながらも楽しく取りくんでいる様子が見受けられました。科学実験としては、「つかめる水」と「空気砲」を行いました。

 今回の公開講座が、身近なものにも目を向け、科学に興味を持ってもらうための手助けになればと思います。



 

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