
のり枠
安全で安心してくらせるために災害を防いだり、被害を受けたインフラを復旧させて皆さんの生活をささえます。そんな仕事をするのが建設技術者の使命です。
のり枠
日本には地震や台風による災害がたくさん起こります。それに備えることが大切で、災害を防ぐ工夫を防災といいます。地震が起こって斜面が崩れたり、津波が襲ってきたりしますが、それを防ぐ構造物をつくる対策と、避難訓練や防災の知識を勉強して危険な箇所に近寄らないようにするなどの対策の両方を進めていく必要があります。そして、災害から完全に逃れることが難しい場合でも、できるだけ被害を少なくするための工夫が必要で、それを減災(げんさい)といいます。
災害をまえもって考えて準備しておくことで被害を少なくすることができます。
斜面崩壊現場
歩道の崩壊現場
洪水による橋梁の流出
潜水橋の流出
人間が予想する以上に自然の猛威が激しく襲ってくることがあります。災害が発生した場合、できるだけ早く安全な状態にもどすことが大切です。そのために、どのような被害がどこに発生しているのかを調査して、その対策を進めることを災害復旧といいます。まずは、これ以上被害が広がらないようにしてから、一日も早く元通りに安全に暮らせるように災害復旧を進めます。
災害が起こった場所に行って調査や工事を行いますので危険を予測しながら安全に作業を進める必要があります。
潜水橋の復旧
飛川橋の流出
飛川橋の復旧
除雪作業
雪がたくさん降る地域では、除雪を行う必要があります。食料や燃料など、生活に必要な物を運ぶため、学校や病院に通うため、救急車や消防車が目的地に向かうためにも、除雪を行って道路をいつでも使えるようにしておくことが大切です。天気予報を調べて雪が降りそうな場合は早朝から除雪を行い、皆さんが活動するころには除雪が終わるように頑張っています。
除雪の仕事も建設技術者が行っている大切な使命です。
除雪作業
歩道の積雪
歩道の除雪