iMec-社会基盤メンテナンス教育センター-

講習会

iMecでは、高等専門学校生、工業高校生、地方自治体職員、民間企業技術者等を対象に、eラーニングと講習会を組合せた“e+iMec講習会”(平成28年度新設、継続学修制度(CPDS)に対応)した講習会を開催し、メンテナンスに関する実践的な教育を実施しています。各回の受講人数は通常8名(最大10名)としており、少人数で密度の濃い学習ができる環境を整えています。受講目的や受講生のレベルに合わせて講習期間や内容等を個別にアレンジした講習会を開催することもできます。橋梁点検に関する講習会を修了し、資格認定試験に合格された方に対し、(独)国立高等専門学校機構として技術資格認定を行っています。

★iMec講習会の詳しい受講案内については、各講習会の手引き・リーフレットをご参照ください。

★eラーニングでの事前学修(受講期間2週間程度)がありますので申込みはお早目にお願いします。

★iMec講習会に関するお問い合わせは、社会基盤メンテナンス教育センター(電話0773-62-8877、E-mail)まで。

2023年度開催予告(各講習会:定員10名)  ⇒講習会の予約

開催予告イメージ

2023年度の講習会は全て終了いたしました。2024年度の講習会開催日程は4月上旬に公開予定です。

講習会の予約(各講習会:定員10名) ※受講は有料です

★講習会の詳細・受講料については各講習会の案内チラシををご確認ください。
 e+iMec講習会【基礎編(橋梁点検)】
 e+iMec講習会【応用編(橋梁点検)】
 e+iMec講習会【橋梁診断】
 e+iMec講習会【橋梁長寿命化対策】(専門特修講座)
 e+iMec講習会【構造物の詳細調査】(専門特修講座)
 e+iMec講習会【施工技術と施工管理】(専門特修講座)
 e+iMec講習会【建設ICT】(専門特修講座)
 e+iMec講習会【コンクリートの品質管理】
 e+iMec講習会【地盤と斜面】

外部講師

e + iMec講習会では,外部から高い専門性を有する講師を招きご協力いただいています。


カリキュラム

iMecでは、クラウド上のオンデマンド型自己学修支援システムを活用したeラーニングとiMecにおける体験型学修を組合せた教育プログラム“e+iMec講習会”を実施しています。

★橋梁点検【導入編】 ■工業高校生向けコンテンツ  ※現在内容改訂中のため公開しておりません

・修得を目指す知識及び技能

  • 橋梁工学に関する基礎知識を修得する。
  • 道路構造物の損傷に関する初歩的な知識及び技能を修得する。

橋梁点検【導入編】

★【基礎編(橋梁点検)】 ■准橋梁点検技術者認定講座

・修得を目指す知識及び技能

  • 橋梁工学に関する知識及び道路構造物の損傷に関する知識を修得する。
  • 一般的な橋梁形式の道路橋について,道路橋定期点検要領(H31.2国土交通省道路局)に基づく点検を確実に履行するために必要な知識及び技能を修得する。

・2023年度版 e+iMec講習会【基礎編(橋梁点検)】の受講及び准橋梁点検技術者認定試験の手引き(PDF/731KB)

【基礎編(橋梁点検)】

★【応用編(橋梁点検)】 ■橋梁点検技術者認定講座

・修得を目指す知識及び技能

  • 橋梁工学に関する知識及び道路構造物の損傷に関する知識を修得する
  • 一般的な橋梁形式以外の道路橋も含め,道路橋定期点検要領(H31.2国土交通省道路局)に基づく点検を確実に履行するために必要な知識及び技能を修得する。
  • 道路構造物の損傷に対する補修・補強方法に関する知識を修得する。
  • 一般的な橋梁形式の道路橋について道路橋定期点検要領(H31.2国土交通省道路局)に基づく健全性の診断を確実に履行するために必要な知識及び技能を修得する。

・2023年度版 e+iMec講習会【応用編(橋梁点検)】の受講及び橋梁点検技術者認定試験の手引き(PDF/790KB)

    

【応用編(橋梁点検)】

★【橋梁診断】 ■橋梁診断技術者認定講座

・修得を目指す知識及び技能

  • アセットマネジメント,橋梁工学,技術基準,及び,道路構造物の損傷に対する補修・補強工法に関する知識を修得する。
  • 一般的な橋梁形式以外の道路橋も含め、道路橋定期点検要領(平成31年2月国土交通省道路局)に基づき実施する点検業務及び診断業務を確実に履行するために必要な知識及び技能を修得する。
  • 道路橋の健全性の診断に基づき適切な措置を講ずるために必要な知識及び技能を修得する。

・2023年度版 e+iMec講習会【橋梁診断】の受講及び橋梁診断技術者認定試験の手引き(PDF/663KB)

★職業実践力育成プログラム(BP)について。
 橋梁診断技術者育成課程が,文部化科学省 職業実践力育成プログラム(BP)に認定されました。
 ※詳細についてはこちらをご確認ください⇒ 職業実践力育成プログラム(BP)への申請について

    

【橋梁診断】

★【橋梁長寿命化対策】(専門特修講座) ■「橋梁診断技術者認定講座」の事前講習会に指定されています。

・修得を目指す知識及び技能

  • 橋面の舗装及び防止層の現状把握,健全度の評価・将来予測,維持修繕の実施に必要な知識及び技能を修得する。
  • 道路構造物の補修・補強の実施(計画~設計~施工)に必要な知識及び技能を修得する。
    

【橋梁長寿命化対策】

★【構造物の詳細調査】(専門特修講座) ■「橋梁診断技術者認定講座」の事前講習会に指定されています。

・修得を目指す知識及び技能

  • 変状に応じた詳細調査手法の選択と,詳細調査結果に基づく損傷評価や措置の必要性の判断に必要な知識を修得する。
  • 鋼構造物の汎用的な非破壊検査について,実施に必要な知識及び技能を修得する。
  • コンクリート構造物の汎用的な微破壊調査,非破壊調査について,実施に必要な知識及び技能を修得する。
    

【構造物の詳細調査】

★【施工技術と施工管理】(専門特修講座) ■「橋梁診断技術者認定講座」の事前講習会に指定されています。

・修得を目指す知識及び技能

  • 溶接の基本を理解する。
  • 鋼橋の溶接不良,溶接の施工管理に関する知識と技能を修得する。
  • コンクリート構造物の劣化現象,初期欠陥防止の重要性を理解する。
  • RC及びPC構造物の施工段階ごとの品質管理に関する知識と技能を修得する。
  • RC構造物(劣化教材)を調査し,初期欠陥等の劣化原因を推定する。
  • コンクリート構造物の品質管理に配慮すべき施工環境等に関する知識を修得する。
    

【施工技術と施工管理】

★【建設ICT】(専門特修講座) ■「橋梁診断技術者認定講座」の事前講習会に指定されています。

・修得を目指す知識及び技能

  • 建設ICT(AI,IoT,ICT等)に関する基礎知識
  • 橋梁メンテナンス分野における新技術に関する知識および技能
  • データ活用型インフラメンテナンス【インフラメンテナンス2.0】に対応するために必要な知識および技能
    

【建設ICT】

★コンクリートの品質管理

・修得を目指す知識及び技能

  • コンクリートの特性及び構成材料に関する基礎知識,並びに,コンクリートの品質管理に必要な知識及び技能を修得する。

【コンクリートの品質管理】

★地盤と斜面(3日間コース)

・修得を目指す知識及び技能

  • 斜面崩落危険個所の抽出,崩落防止対策,通行規制・規制解除の判断等に必要な知識及び技能を修得する。

【地盤と斜面】

体験できる非破壊検査等

iMec講習会では,右表の損傷調査や非破壊検査を体験することができます。

体験できる非破壊検査等

コンクリートの強度測定リバウンドハンマー

コンクリートの強度測定
リバウンドハンマー

空洞探査ハンマーによる打音検査

空洞探査
ハンマーによる打音検査

赤外線サーモグラフィ

うき・剥離の範囲
赤外線サーモグラフィ

コンクリートの中性化深さ測定フェノールフタレイン法

コンクリートの中性化深さ測定
フェノールフタレイン法

鉄筋探査電磁波レーダー法

鉄筋探査
電磁波レーダー法

浸透探傷試験

鋼材の疲労亀裂探索
浸透探傷試験

磁気探傷試験

鋼材の疲労亀裂探索
磁気探傷試験

超音波探傷試験

鋼材の疲労亀裂探索
超音波探傷試験

放射線透過探傷試験

鋼材の疲労亀裂探索
放射線透過探傷試験

電磁式膜厚計

鋼材の塗装膜厚測定
電磁式膜厚計

ひび割れ幅計測

ひび割れ幅計測
デジタルクラックスケール

開催実績

⇒ 2014年度~2023年度の開催実績はこちらからご確認ください