iMec-社会基盤メンテナンス教育センター-

活動日記

iMecの行事や講習会、日々の活動について紹介します

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2017.9.30.Sat.e+iMec講習会【基礎編(橋梁点検)】(民間H29Vol.5)を開催しました

9月30日(土)と10月1日(日)の二日間にわたり、民間企業等に所属する技術者を対象に、e+iMec講習会【基礎編(橋梁点検)】を開催しました。この度の講習会は、(株)松村組、太平建設(株)、(株)アーバンパイオニア設計、(株)オルサム、(株)メイセイコンサルタントから計6名が受講しました。講習会では、全国各地から収集した橋梁の劣化部材を用いた体験型学修に加え、維持管理計画の立案演習、舞鶴市内橋梁での現場実習、非破壊検査の実習を行いました。受講者からは実際に現場で確認することで理解が深まった等の評価をいただきました。またeラーニングに関しては学ぶ順番等わかりやすかったとのご意見を頂きました。

2017.9.29.Fri.独立行政法人国際協力機構(JICA)2017年度研修を実施しました

9月29日(金)、舞鶴高専社会基盤メンテナンス教育センターで独立行政法人国際協力機構(JICA)主催の2017年度JICA研修(都市内道路整備コース)を受入れ、研修の一環として「地方自治体における社会基盤メンテナンス人材育成について」の講義を行いました。今回のJICA研修は各国の都市内道路の担当技術者を対象として行われ、都市内道路の役割・機能・計画・施工上の様々な制約条件を確認し、渋滞対策、交通安全対策、環境対策、施工計画、特殊施工技術、急速施工技術等の都市内道路整備に特有の課題に対する日本における取り組みを通じて、効果的・効率的な都市内道路整備能力の向上を図ることを目的としています。(JICA研修の全体日程は2017年9月18日から10月28日までの41日間)研修には、ブルキナファソ、ブルンジ、コンゴ民主共和国、エチオピア、リベリア、マラウイ、ルワンダ、ウガンダの8カ国から計13名が参加しています。当日は、社会基盤メンテナンス教育センター(以降iMec)センター長の玉田和也教授からiMecの取組みを交えて座学講義をした後、iMec施設内にある実橋の劣化部材を用いてコンクリート構造物の劣化について解説し、コンクリート構造物の非破壊検査の体験学習を実施しました。今年度JICA研修の2回目の実施でした(1回目は6月9日(金)に実施しています)。

2017.9.26.社会基盤メンテナンス技術レベル検討委員会(第1回)を開催しました

9月26日(火)、キャンパスプラザ京都において社会基盤メンテナンス技術レベル検討委員会(第1回)を開催しました。本協議会は文部科学省の平成29年度「専修学校による地域産業中核的人材養成」事業の実施にあたり、専門的見地から意見をいただく場として産官学の有識者等で構成しています。委員会開催要領の改訂について、今年度の事業概要について事務局より説明し、その後准橋梁点検技術者の認定について、准橋梁点検技術者認定試験問題について議論しました。次回委員会は平成29年11月下旬頃を予定しています。

2017.9.19.e+iMec講習会【応用編(橋梁点検)】(行政H29.vol.2)を開催しました

9月19日(火)から21日(木)の3日間にわたり、社会基盤メンテナンス教育センター及び舞鶴市内橋梁現場においてe+iMec講習会【応用編(橋梁点検)】を開催しました。舞鶴高専社会基盤メンテナンス教育センターでは、文部科学省平成29年度「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」として、京都府北部地域におけるアクティブ・ラーニングを基軸としたインフラメンテナンス技術者育成のための教育プログラムの開発に取り組んでおり、この度の講習会は本年度開発プログラムついて学修効果の検証及び課題・改善点の抽出を行うとともに、インフラメンテナンス技術者の育成に資することを目的に実証講座として開催しました。外部講師として橋梁点検のエキスパートである3名の講師の方にご協力いただきました。また本講習会は今年2月に国土交通省登録資格となりました「橋梁点検技術者」の認定講座となっています。今回の講習会では行政機関(舞鶴市、国土交通省)と民間企業((株)リオプラン)から技術者4名が受講しました。eラーニングによる事前学修および3日間の講習会では橋梁点検実務に即した、舞鶴市内橋梁での現場点検演習と点検調書作成・発表を行い、学修到達度確認試験(橋梁点検技術者認定試験の一部を兼ねる)を行いました。受講者の方からは、大変でしたが調書に対して正確な確認、不明な箇所の説明が嬉しかったという感想をいただきました。

2017.9.15.e+iMec講習会【応用編(橋梁点検)】(民間H29.vol.2)を開催しました

9月15日(金)から17日(日)の3日間にわたり、社会基盤メンテナンス教育センター及び舞鶴市内橋梁現場においてe+iMec講習会【応用編(橋梁点検)】を開催しました。舞鶴高専社会基盤メンテナンス教育センターでは、文部科学省平成29年度「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」として、京都府北部地域におけるアクティブ・ラーニングを基軸としたインフラメンテナンス技術者育成のための教育プログラムの開発に取り組んでおり、この度の講習会は本年度開発プログラムついて学修効果の検証及び課題・改善点の抽出を行うとともに、インフラメンテナンス技術者の育成に資することを目的に実証講座として開催しました。外部講師として橋梁点検のエキスパートである3名の講師の方にご協力いただきました。また本講習会は今年2月に国土交通省登録資格となりました「橋梁点検技術者」の認定講座となっています。今回の講習会では民間企業((株)京都イングス、日本ミクニヤ(株)、東海産商(株)、(株)計測リサーチコンサルタント、金下建設(株)、田中シビルテック(株))から技術者7名が受講しました。eラーニングによる事前学修および3日間の講習会では橋梁点検実務に即した、舞鶴市内橋梁での現場点検演習と点検調書作成・発表を行い、学修到達度確認試験(橋梁点検技術者認定試験の一部を兼ねる)を行いました。受講者の方からは、プレゼンテーションは普段することがないので良い機会となった、今後の励みになるとの感想をいただきました。

2017.9.4.Mon.高専生用教育コンテンツ検証モニター(インターンシップ)を実施しました

9月4日(月)から8日(金)の5日間にわたり、社会基盤メンテナンス教育センター及び舞鶴市内橋梁現場において、本センターが開発に取組んでいる教育コンテンツの検証を行いました。本教育カリキュラムは、e+iMec講習会【基礎編(橋梁点検)】のカリキュラムを基にしており、工業高等専門学校生向けに発展させたものです。検証モニターとして、阿南工業高等専門学校、和歌山工業高等専門学校、木更津工業高等専門学校、徳山工業高等専門学校、舞鶴工業高等専門学校の全国各地の工業高等専門学校から計10名の高専生が参加しました。1日目に参加者の交流や座学、劣化サンプルを用いた実習を行いました。2日目は舞鶴市内橋梁においてコンクリート橋の現場実習と維持管理計画立案演習、3日目に舞鶴市内橋梁において鋼橋の現場実習と詳細調査手法を行いました。4日目にクレインブリッジでの現場演習、本カリキュラムで実習した内容をプレゼンテーションにして発表しました。5日目に学修到達度確認試験、モニターアンケートを実施しました。参加者からは、座学から現場実習という学修スタイルが身に付きやすく良かった、土木分野にとって大切な橋梁について深く学べた、他高専生との交流がはかれて良かったとの感想をいただきました。

2017.9.1.Fri.e+iMec講習会【応用編(橋梁点検)】(民間H29.vol.1)を開催しました

9月1日(金)から3日(日)の3日間にわたり、社会基盤メンテナンス教育センター及び舞鶴市内橋梁現場においてe+iMec講習会【応用編(橋梁点検)】を開催しました。舞鶴高専社会基盤メンテナンス教育センターでは、文部科学省平成29年度「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」として、京都府北部地域におけるアクティブ・ラーニングを基軸としたインフラメンテナンス技術者育成のための教育プログラムの開発に取り組んでおり、この度の講習会は本年度開発プログラムついて学修効果の検証及び課題・改善点の抽出を行うとともに、インフラメンテナンス技術者の育成に資することを目的に実証講座として開催しました。外部講師として橋梁点検のエキスパートである3名の講師の方にご協力いただきました。また本講習会は今年2月に国土交通省登録資格となりました「橋梁点検技術者」の認定講座となっています。今回の講習会では民間企業((株)森エンジニアリング、扇コンサルタンツ(株)、(株)ユーズ、(株)建設計画、新日本設計(株)、西日本高速道路メンテナンス関西(株))から技術者8名が受講しました。eラーニングによる事前学修および3日間の講習会では橋梁点検実務に即した、舞鶴市内橋梁での現場点検演習と点検調書作成・発表を行い、学修到達度確認試験(橋梁点検技術者認定試験の一部を兼ねる)を行いました。受講者の方からは、内容がしっかりしていて良かった、橋梁の奥深さを知ったという感想をいただきました。