iMec-社会基盤メンテナンス教育センター-

活動日記

iMecの行事や講習会、日々の活動について紹介します

2019 9

2019.9.19.Thu.独立行政法人国際協力機構(JICA)研修第2回を実施しました

9月19日(木)、舞鶴高専社会基盤メンテナンス教育センターで独立行政法人国際協力機構(JICA)主催の2019年度JICA研修(都市内道路整備コース)を受入れ、研修の一環として「地方自治体における社会基盤メンテナンス人材育成について」の講義を行いました。今回のJICA研修は各国の都市内道路の担当技術者を対象として行われ、都市内道路の役割・機能・計画・施工上の様々な制約条件を確認し、渋滞対策、交通安全対策、環境対策、施工計画、特殊施工技術、急速施工技術等の都市内道路整備に特有の課題に対する日本における取り組みを通じて、効果的・効率的な都市内道路整備能力の向上を図ることを目的としています。(JICA研修の全体日程は2019年8月19日から10月12日までの55日間)研修には、ウガンダ、エチオピア、ガンビア、コンゴ民主共和国、ザンビア、ジンバブエ、タンザニア、ナイジェリア、ベナン、モザンビークの10カ国から計10名が参加しています。当日は、社会基盤メンテナンス教育センター(以降iMec)センター長の玉田和也教授からiMecの取組みを交えて座学講義をした後、iMec施設内にある実橋の劣化部材を用いてコンクリート構造物の劣化について解説し、コンクリート構造物の非破壊検査の体験学習を実施しました。1回目のJICA研修は7月4日に実施しました。

2019.9.6.Fri.e+iMec講習会【応用編】第2回を開催しました

9月6日(金)から8日(日)の3日間にわたり、社会基盤メンテナンス教育センター及び舞鶴市内橋梁現場においてe+iMec講習会【応用編(橋梁点検)】を開催しました。外部講師として橋梁点検のエキスパートである5名の講師の方にご協力いただきました。また本講習会は平成29年2月に国土交通省登録資格となりました「橋梁点検技術者」の認定講座となっています。今回の講習会では民間企業(株)三東工業社、田中シビルテック(株)、扇コンサルタンツ(株)、(有)ダイキ開発、(有)神輝興産、たち建設(株)、(株)森エンジニアリング、行政機関宮津市から計9名が受講しました。eラーニングによる事前学修および3日間の講習会では橋梁点検実務に即した、舞鶴市内橋梁での現場点検演習と点検調書作成・発表を行い、学修到達度確認試験(橋梁点検技術者認定試験の一部を兼ねる)を行いました。受講者の方からは、たくさんの人と交流もあるし知識も増えた、知識が深まり業務に役立つとのご意見をいただきました。