iMec-社会基盤メンテナンス教育センター-

活動日記

iMecの行事や講習会、日々の活動について紹介します

2023 7

2023.7.29.Sat.実務家教員育成研修プログラム2023第2回を開催しました

7月29日(土)に,実務家教員育成研修プログラム2023年を開催しました。今回は,一般社団法人近畿建設協会 B1F会議室をお借りし実施しました。第2回は,『実践講義力養成講座』として外部講師を招き,傾聴力や話し方を学びました。約8か月に渡るプログラムで,実務家教員育成研修プログラムの全課程修了者は『専門教士(建設部門)』に認定されます。

2023.7.22.Sat.e+iMec講習会【基礎編(橋梁点検)】第6回を開催しました

7月22日(土)から7月23日(日)の2日間にわたり,民間企業と行政機関の技術者を対象に,e+iMec講習会【基礎編(橋梁点検)】を開催しました。この度は,(株)森エンジニアリング,中丹東土木事務所,京丹後市,(一財)京都技術サポートセンターから計5名が受講しました。講習会では,全国各地から収集した劣化部材をスライドや実物を見ながら解説を聞き,維持管理計画演習,舞鶴市内橋梁での現場実習,非破壊検査実習を行いました。

2023.7.20.Thu.一般財団法人高専インフラメンテナンス人材育成推進機構 設立記念フォーラムが開催されました

7月20日,キャンパスプラザ京都第3講義室において,「一般財団法人高専インフラメンテナンス人材育成推進機構 設立記念フォーラム」が開催されました。6月30日に設立登記された「一般財団法人高専インフラメンテナンス人材育成推進機構」(通称:KOSEN-REIM)の設立を記念したもので,対面での出席者が90名,オンライン参加者が37名,あわせて約130名の方にご参加いただきました。理事長に就任した西川和廣氏は,財団の設立を宣言し「本財団は高専が手がけてきたインフラメンテナンスの技術者育成を継続し,発展させるための財政的支援を行うとともに,高専のネットワークを通じた技術支援を行うことを目的としている」と述べました。来賓の祝辞では,参議院議員の梶原大介議員,国土交通省技監の吉岡幹夫氏,文部科学省高等教育局専門教育課・専門職大学院室長の保坂孝氏,養父市長の広瀬栄氏から祝辞が寄せられました。その後,財団の役員紹介が行われ,舞鶴高専建設システム工学科の玉田和也教授から事業概要の説明が行われました。基調講演では,『地域インフラ群再生戦略マネジメントの実現に向けて ~インフラメンテナンス第2フェーズへ向けた取り組み』と題して,国土交通省中国地方整備局副局長の岩﨑福久氏にご講演いただきました。岩﨑氏は,笹子トンネル天井板崩落事故を契機とした“社会資本メンテナンス元年“(2013年)からの10年を第1フェーズとして,その間に行われた様々な取組みを解説されました。また,令和4(2022)年12月に公表された社会資本整備審議会・交通政策審議会技術分科会技術部会提言での,インフラメンテナンス第2フェーズとして取り組むべき方針として,ひとつひとつの自治体では解決できない課題を協力して解決していく「地域インフラ群再生戦略マネジメント」が解説され,今後,モデル地域を公募して横展開を進めたいとのことでした。政策面,研究開発分野の動向についても触れ,今後,国交省として「地方自治体における新技術・人的資源の戦略的活用に向けた取組」を3年程度かけて実施し,その中で「自治体技術支援アドバイザー」を公募,自治体の新技術導入を支援していくとのことです。結びの田村隆弘専務理事(都城工業高等専門学校 校長)の挨拶では,「どの高専でも先生方は学生を育てることで大変な中,(社会人への)リカレント教育を行っていくには皆様からの支援や戦略も必要」として聴衆に支援を呼びかけました。沢山の方々にご参加いただき,誠にありがとうございました。         

2023.7.9.Sun.実務家教員育成研修プログラム2023第1回を開催しました

7月9日(日)に,2023年度の実務家教員育成研修プログラムが開講しました。今年度は,計9名が参加します。第1回は,『実務家教員の教育講座』『実務家経験と専門性の棚卸講座』として,オンラインにて実施しました。実務家教員とは(KOSEN-REIMの定義)技術士または技術士に相当する資格を有し,インフラメンテナンスに関する高度な実務能力と相当の実務経験を有する人材であり,かつ,教育者としての教養と資質を兼ね備え,教えるための技術を修得し,リカレント教育プログラムの講師として自らの実務経験と技術力を受講者に伝えることができる人材。

2023.7.1.Sat.e+iMec講習会【基礎編(橋梁点検)】第5回を開催しました

7月1日(土)から7月2日(日)の2日間にわたり,民間企業と行政機関の技術者を対象に,e+iMec講習会【基礎編(橋梁点検)】を開催しました。この度は,内外エンジニアリング(株),(株)アイエスティ,大阪調査(株),中丹東土木事務所,宮津市役所,(一財)京都技術サポートセンターから計8名が受講しました。講習会では,全国各地から収集した劣化部材をスライドや実物を見ながら解説を聞き,維持管理計画演習,舞鶴市内橋梁での現場実習,非破壊検査実習を行いました。