公開講座

H29年度公開講座

公開講座「おしゃれ行燈をつくろう」 ポスター

日 時:平成29年12月3日(日)13:00〜16:00
場 所:舞鶴工業高等専門学校
参加者:小学生・中学生 9名

 教育研究支援センター主催の公開講座「おしゃれ行燈をつくろう」を開催しました。当センターの公開講座等WGでは、ものつくりの楽しさを感じてもらうと同時に、最先端の技術にも触れてもらうことなども考慮し、公開講座用の教材を開発しています。今年度2回目となる本講座では、レーザー加工機によって切り出した木材を使用し、行燈およびランプシェードを作成しました。

 教材を開発するにあたり、今後も長く使用してもらえる物であり、シンプルかつデザイン性のあるものを前提に作成しました。

 行燈は照明(または電灯)の普及などにより少しずつ形を変えてきましたが、昔から日本の文化として親しまれています。今回の講座では昔からの伝統と最先端技術の複合を考えました。元来行燈の枠などは組子など伝統的な工法によって手掛けられてきましたが、本講座ではレーザー加工機を用いることで複雑な組子模様も容易に作成することができました。またLED電球を光源とし発火などの事故への対処もおこないました。

 ランプシェードでは12cmの棒状の木材を40本用意し、組立てた土台の上に好きなように組み上げていく内容としました。こちらからは電球が取り外すことが出来る事と、電球に材料が接触していない事のみを条件とし、発想力を発揮してもらえるようなものとしました。

 講座ではどの参加者も思い思いの色やデザインを考えながら作成し、とても綺麗な行燈やランプシェードを作成することができました。特にランプシェードでは我々がはっとさせられるような作り方やデザインを見ることができ、スタッフも驚きと感銘を受けました。




 

公開講座「動く!のりもの型ウッドクラフトを作ろう」 ポスター

日 時:平成29年7月30日(日)13:00〜16:00
場 所:舞鶴工業高等専門学校
参加者:小学生・中学生 19名

 教育研究支援センター主催の公開講座「動く!のりもの型ウッドクラフトを作ろう」を開催しました。当センターの公開講座等WGでは、ものつくりの楽しさを感じてもらうと同時に、最先端の技術にも触れてもらうことなども考慮し、公開講座用の教材を開発しています。今回の教材は、歯車を組立て、輪ゴムを動力源とする自動車型のウッドクラフト(木製模型)としました。

 初めに、ウッドクラフトの看板のデザインを受講者に考えていただき、CADでそのデザインを描いていただきました。その後、実習工場に移動して、見本のMDF(中密度繊維板)材の看板をレーザ加工する様子を観察していただきました。

 次に、ウッドクラフト本体の作製に移り、予めレーザ加工機で自作して用意しておいた組立キットから歯車部品を取り出し、竹ひごのシャフトに接着していきました。接着剤が乾くまでの間、舞鶴高専の紹介や歯車の動力伝達の役割について説明しました。その後、車体にシャフトやオリジナルデザインの看板を入れる作業となりました。歯車の接着位置やシャフトの取り付け順序などに少し手間取る面もありましたが、無事に完成させることができました。

 歯車を組立てることにより機構学の一部を知ってもらえる良い機会になったと思います。




 

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