iMec-社会基盤メンテナンス教育センター-

活動日記

iMecの行事や講習会、日々の活動について紹介します

2015 12

2015.12.17.Thu.iMecフォーラム2015を開催しました

12月17日、キャンパスプラザ京都において、メンテナンス技術者育成の一環としてiMecフォーラムを開催し、インフラ維持管理・技術等に関する基調講演、iMecの活動報告、パネルディスカッション等を行いました。基調講演では、長崎大学大学院工学研究科准教授の森田千尋氏に、長崎県におけるインフラ維持管理人材育成の先駆的な取組みについて講演いただき、京都府北部におけるアクティブ・ラーニングを基軸とした橋梁メンテナンス技術者育成カリキュラムの開発に資する情報を提供いただきました。パネルディスカッションでは、『メンテナンス技術者育成教育のアクティブ化』をテーマにカリキュラム開発の関係者による議論を行いました。パネリストとして、基調講演者である長崎大学の森田千尋准教授、京都府建設交通部道路建設課副主査の春田健作氏、及び橋梁メンテナンス技術レベル検討委員会から松田委員、中垣委員、廣井委員、丹羽委員にご登壇いただき、各分野の専門的見地から意見をいただきました。また、会場からは、連携高専教員をはじめ、一般参加者からも積極的な発言をいただき、議論を深めました。







2015.12.7.Mon. H27iMec講習会(行政機関技術職員Vol.7)を開催しました

12月7日(月)と12月8日(火)の二日間に渡り、行政機関に所属する技術職員を対象に、iMec(社会基盤メンテナンス教育センター)講習会を開催しました。国土交通省 近畿地方整備局から管内各地より計9名の技術者が受講し、座学に加え、非破壊検査の実習、全国各地から収集した橋梁の劣化部材を用いた体験型学習を行いました。受講者からは、他の講座は座学中心な傾向のため実物を用いた学習はよかった、損傷のメカニズムや構造がよくわかった等、高い評価をいただきました。また、損傷がどの箇所に出来やすいか、鉄筋探査等現場で使える技術が実践的で役立つという評価もいただきました。