iMec-社会基盤メンテナンス教育センター-

活動日記

iMecの行事や講習会、日々の活動について紹介します

2016 8

2016.8.18京都府北部社会基盤メンテナンス推進協議会(第1回)を開催しました

8月18日(木)、舞鶴高専大会議室において京都府北部社会基盤メンテナンス推進協議会(第1回)を開催しました。本協議会は文部科学省の平成28年度「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業の実施にあたり、地域固有の課題・ニーズに対応するため京都府北部に所在する産官学の関係機関等で構成しています。今年度事業概要について説明した後、橋梁点検に関する技術資格認定について、平成28年度開発教育プログラムの実証講座について、インフラメンテナンス技術者育成に関するニーズ調査について議論しました。次回は11月に開催予定です。

2016.8.12.Fri.独立行政法人国際協力機構(JICA)2016年度研修を実施しました

8月12日、舞鶴高専社会基盤メンテナンス教育センターで独立行政法人国際協力機構(JICA)主催の2016年度JICA研修(都市内道路整備コース)を受入れ、研修の一環として「地方自治体における社会基盤メンテナンス人材育成について」の講義を行いました。今回のJICA研修は各国の都市内道路の担当技術者を対象として行われ、都市内道路の役割・機能・計画・施工上の様々な制約条件を確認し、渋滞対策、交通安全対策、環境対策、施工計画、特殊施工技術、急速施工技術等の都市内道路整備に特有の課題に対する日本における取り組みを通じて、効果的・効率的な都市内道路整備能力の向上を図ることを目的としています。(JICA研修の全体日程は2016年8月1日から9月10日までの41日間)研修には、カンボジア、エジプト、インド、インドネシア、ヨルダン、キルギス、ラオス、マレーシア、フィリピン、スリランカ、タジキスタン、トルクメニスタン、ベトナムの14カ国から計16名が参加しています。当日は、社会基盤メンテナンス教育センター(以降iMec)センター長の玉田和也教授からiMecの取組みを交えて座学講義をした後、iMec施設内にある実橋の劣化部材を用いてコンクリート構造物の劣化について解説し、コンクリート構造物の非破壊検査の体験学習を実施しました。研修終了後には舞鶴市内の五老スカイタワー、舞鶴赤レンガパークなどを見学し交流を深めました。次回JICA研修の2回目は9月30日に実施します。

2016.8.6.Sat.e+iMec講習会【基礎編(橋梁点検)】(民間_H28Vol.4)を開催しました

8月6日(土)と8月7日(日)の二日間にわたり、道路構造物の調査・設計・施工を実施する民間企業等に所属する技術者を対象に、e+iMec(社会基盤メンテナンス教育センター)講習会【基礎編(橋梁点検)】を開催しました。今回の講習会は、金下建設(株)、兵庫県測量設計業協会から、会員企業の(株)アアク設計、㈱アイコン、㈱ハマサカ建設コンサルタント、阪神測建㈱、ミツヤ設計㈱、㈱ヤス測量設計の方、計10名が受講しました。講習会では、全国各地から収集した橋梁の劣化部材を用いた体験型学修に加え、維持管理計画の立案演習、舞鶴市内橋梁での現場実習、非破壊検査の実習を行いました。受講者からは、橋についての知識がほぼなかったので大いに役立った、橋梁について詳しく知ることができた、実物を見る事でとても勉強になった、もっと橋について知識を深めたいと思うなどの感想がありました。今回は非常に暑い中での現場点検実習、非破壊検査実習となりましたが、受講生の皆さんには熱心に受講していただきました。