実務家教員育成研修プログラムが,文部化科学省 職業実践力育成プログラム(BP)に認定されました。
※詳細についてはこちらをご確認ください⇒ 職業実践力育成プログラム(BP)への申請について
“Society5.0”-社会が複雑化・高度化し、情報・知識を利活用しながら生活することが当たり前の社会- の到来を前に、社会資本としてのインフラは本格的なメンテナンス時代を迎えています。建設業界には、この社会変革とメンテナンスニーズ増大に対応できる人材を育成し、良質な社会資本としてのインフラを未来に継承することが求められています。「KOSEN型産学共同インフラメンテナンス人材育成システムの構築」(KOSEN-REIM)では、“地元のインフラは地元で守る”をモットーに、地方の建設技術者の技術レベル向上を目指し、高専におけるインフラメンテナンス分野のリカレント教育を担う『実務家教員』を育成します。『実務家教員育成研修プログラム』は、熟練の建設技術者が『教える』ために必要な能力の修得をめざす実践的カリキュラムで、個々の技術者が培った実務経験や技術力を、次世代に継承可能なコンテンツとして形づくり、伝えていく方法を学ぶことができます。このプログラムが、所属企業・団体等における技術継承の一助となり、また、受講者自身がリカレント教育の場で広く活躍されるきっかけとなることを願っています。
技術士または技術士に相当する資格を有し,インフラメンテナンスに関する高度な実務能力と相当の実務経験を有する人材であり,かつ,教育者としての教養と資質を兼ね備え,教えるための技術を修得し,リカレント教育プログラムの講師として自らの実務経験と技術力を受講者に伝えることができる人材。
実務家教員育成研修プログラムの全課程修了者は『専門教士(建設部門)』に認定され、高専が実施するリカレント教育プログラムの講師として、現職とのパラレルキャリアの形成が可能です。
約8ヵ月間のプログラムで、講習会は月1回、土曜日の開催を基本とします。各講習会の約3週間前から、事前学修としてeラーニングを受講いただきます。