恒例の新入生合宿研修を平成27年4月9～10日、新入生164名、教職員18名参加のもと、福井県若狭湾青少年自然の家（福井県小浜市）で開催いたしました。
　4月9日は晴天の中で、メインプログラムのカッター漕艇を開催することが出来ました。1.5tの艇を「ソーレ」のかけ声とともに24名が心をひとつに櫂を漕ぎました。昨年度（30分）とは違い、2時間近く櫂を漕ぎつづけました。船酔いで1名の学生が途中でリタイアした他は、参加者全員が2時間のプログラムを達成することができました。学生は、船酔い、筋肉痛とともに貴重な経験を得ることができました。夜の講話では、齋藤校長、谷川学生主事、芦澤進路指導副委員長、山田学生主事補が、高専生活を過ごしていくうえで大切な話を色々な観点から話されました。また、清水看護師からは保健室と学生相談室の紹介が行われました。
　翌日は、6時00分に起床し、宿泊棟の清掃をお互いが協力しながら効率的に作業を進めました。朝食後は、柄本忠彦氏による“漆だるま”製作を体験し、各々が個性を表現し、オリジナルのだるまを持ち帰りました。午後のクラス別ミーティングでは笑い声と拍手の中、自己紹介等を行いクラスにおける友情を築きました。
　新入生は、入学して間もない中で行われた本行事を経験することで、思い出とともに、これからの本校での学業や生活にとって必要なもの、大切なことを得てくれたものと確信しています。5年間の学校生活が実り大きいものとなることを切望し、報告とします。