平成27年9月20日（日）と21日（月）の両日、舞鶴高専地域共同テクノセンターにて、大学COC事業による公開講座「第1回 ナノテクデー」を実施しました。今回の公開講座では、清原准教授、内海准教授、石川准教授と学生2名が、身近なところで活用されるナノテクノロジーの紹介と実験を行いました。
　20日は中学生8名を対象に、清原研究室で開発している室温硬化ナノインプリントリソグラフィ技術の体験と走査型電子顕微鏡による観察、およびナノテクノロジーに欠かせない真空について学ぶ実験を行いました。目で見ることができないくらい小さなモノの観察と小さな加工をするためのプロセスの体験学習をしました。
　21日は小学生7名を対象に、メッキによる薄膜形成技術の応用例として金色メダル、銀メダル、銅メダルの作製と簡単な真空実験であるエジソン電球の実験を行いました。メッキでメダルの色を変えたり、綺麗なメダルを作るために磨いたりして、3種類のメダルを作ることができました。エジソン電球の実験では、シャープペンシルの芯を明るく光らせることができました。参加者の皆さんには、身のまわりで活躍するナノテクノロジーの一端を感じてもらうことができたようです。