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1018 2017

学生活動

『全国高専プログラミングコンテスト』で企業賞を受賞しました。[10月8日(日)・9日(月)]

 第28回全国高専プログラミングコンテスト(通称プロコン)が10月8日(日)、9日(月・祝)の2日間にかけて山口県の「周南市文化会館」(主管校:大島商船高専)で開催され、本校からは自由部門と競技部門に参加して、自由部門では企業賞(ブロードリーフ企業賞)および敢闘賞を受賞しました。

 自由部門では、6月に国内応募61作品の予選審査が行われ、本選に残ったのは20作品でした。本校からは「TRY 聴音羽-聴覚障がい者会話支援システム-」という作品で、出水幹大君(3E)、藤田優也君(3S)、日下 絃君(2E)、江隅湖都さん(2E)の4名が出場しました。自由部門は初日にプレゼンテーション審査が行われ、2日目にデモンストレーション審査とマニュアル審査が行われます、TRY 超音羽(ちょうおんぱ)は、聴覚障がい者の方と健常者との間で手話を用いずにスムーズに会話できるように支援するシステムで、誰とでも会話できる「会話機能」、サイレンの音などを検出して危険を知らせる「危険防止機能」、指向性スピーカーを用いて伝えたい相手だけに正確に伝える「指向性スピーカーモード」で構成されています。プレゼン審査やデモ審査で、このシステムの特徴や有用性をしっかりとアピールした結果、株式会ブロードリーフから企業賞をいただきました。自由部門審査委員の谷口雄一郎様からは、受賞の際には以下のコメントもいただきました。『聴覚障がい者の方の社会参加を促すツールで、それをスマートフォンなどで利用できることを評価した。東京オリンピックを見据えると、自動翻訳をソフトの中に組み込むことで、通訳ソフトの開発につなげることも可能となる。』なお、企業賞の副賞として、世界初AR/VRに対応したスマートフォン ASUS「ZenFone AR」と、VRシステム「Daydream」がそれぞれ3人分頂きました。これらの副賞は、プログラマーズ・コミュニティ部で活用し、次回のプロコンに向けたシステム開発に活用される予定です。

 また、今年度の競技部門では、昨年に続き「ピース」を「わく」にはめるパズルを使用した対抗戦で、パズルを完成させる「早さ」と「正確さ」を競いました。大ホールの壇上を舞台に、過去最高となる16~18チームの同時対戦で行われました。本校からは「京都高専に改名しようの会」というチーム名で、中井隆智君(3M)、久万颯一郎君(3E)、河原未侑さん(2E)の3名が出場しました。初日に1回戦が行われましたが残念ながら敗退し、2日目の敗者復活戦に回りましたが、そこでも敗れて準決勝には進むことができませんでした。なお、競技部門決勝では非常に白熱した戦いが繰り広げられましたが、その最中に「GO!GO!プロコンガール」、「それゆけ女子高専生」の作者である林檎子さんが舞台上に登場し、本校の井上教員(全国プロコン委員で競技部門担当)が各チームの様子を林さんに説明しながら案内していくという一幕も見られました。

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