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1222 2017

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『第2回廃炉創造ロボコン』で特別賞を受賞しました。[12月15日(金)]

 2017年12月15日に開催された第2回廃炉創造ロボコンで舞鶴高専チームが特別賞を受賞しました。
 廃炉創造ロボコンは、福島第1原子力発電所の廃炉作業に取り組むロボットのアイディアを高専生が競う大会として昨年度からスタートしました。舞鶴高専チームは、地上型のロボットを補助する偵察ロボット「福鶴」を昨年度に提案し、そのアイディアが最も独創的であるとしてアイディア賞を受賞しました。今年度は、福鶴の機動性を改善する目的で、福鶴に接続して使うマルチコプター型ロボット「甘甘鶴鶴(かんかんがくがく)」を提案しました。甘甘鶴鶴は、瓦礫が散乱する狭い建屋内で作業できるように機体をカバーで囲われた構造を持ちます。この様な構造にすると、堅牢にはなりますが、飛行特性は大きく影響を受けて通常は飛ばすことができません。さらに課題のステップフィールドは、凸凹の地面が囲われた構造を持ち、このような場所を低空飛行すると自らのプロペラにより発生させた乱気流により、やはり機体を安定にすることができません。実際、昨年の大会ではマルチコプターによりステップフィールドに挑むチームが複数ありましたが、飛ばすことに成功したチームはありませんでした。
 舞鶴↑Hi-Low↓研究会と名付けられた舞鶴高専チームは、現役の機械工学科と電子制御工学科4年のロボコニスト2名と、ロボコンOBの専攻科学生、電気情報工学科5年学生とサポート役の機械工学科の4年生、機械工学科の教員1名により構成されました。綿密な機体の作りこみとセンサー技術により、福鶴を牽引した状態の甘甘鶴鶴をステップフィールド内で飛行させることに成功しました。ステップフィールド最奥に設置された課題の付近まで飛行させましたが、機体の前部に取り付けられたカメラに課題を写すには空中に静止した状態で機体を斜めにする必要があり、マルチコプターの構造上、そのような飛行が不可能であるために課題クリアに至りませんでした。飛行に不必要と判断され接続されていなかった機体下部のカメラが活きていれば間違いなく課題クリアしていました。しかしながら、廃炉作業に使える構造を持つマルチコプター型ロボットを初めてステップフィールド内で飛行させたことが高く評価され特別賞を受賞しました。

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