11月6日 2018
学生活動
全国高等専門学校 第29回プログラミングコンテストに参加しました。[10月27日(土)・28日(日)]
全国高等専門学校第29回プログラミングコンテスト(通称プロコン)が10月27日(土)、28日(日)の2日間にかけて、アスティとくしま(主管校:阿南高専)で開催され、本校からは課題部門と競技部門に参加しました。
課題部門では、6月に国内応募58作品の予選審査が行われ、本選に残ったのは20作品でした。本校からは「WelICing ―ICTと「歩く」運動促進システム―」という作品で、出水幹大君(4E)、平井大輝君(4S)、渡邉紘矢君(4E)、高村翔太郎君(4E)、朝山弘貴君(4E)、川本孝太朗君(4E)、尾藤大喜君(4E)、日下絃君(3E)が出場しました。課題部門は初日にプレゼンテーション審査、2日目にデモンストレーション審査とマニュアル審査が行われました。本作品は、舞鶴市と舞鶴高専の展開する「舞鶴いきいき健康まちづくり推進事業研究」を通して、舞鶴市のニーズに合わせたシステムの開発を行いました。その中で得た知見を元に、Felicaカードを用いたウォーキング促進システムの開発を行い、2018年10月より1ヶ月間、地域住民の方のご協力をいただき、システムの実証実験も行いました。大会とは別に、後援団体である情報通信機構(NICT)から、すでにフィールドテストを行っており、新たなビジネスの創出可能性があることもあり、NICT賞を拝受し、来年3月に開催される「起業家甲子園」へ進出します。
また、今年度の競技部門では、「巡りマス」と題して、陣取りとオセロを組み合わせたゲームの対抗戦が行われました。その対戦ゲームの内容は、フィールドとフィールド内のマスの点数がQRコードで与えられ、それを司令塔がパソコンで解析しながら、フィールド内にいる二人のエージェントにトランプなどで指示をし、できるだけ多くの点数を獲得していくものです。本校からは「独立行政法人 国立高等専門学校機構 京都工業高等専門学校」というチーム名で、中井隆智君(3M)、久万颯一郎君(3E)、河原未侑さん(2E)の3名が出場しました。初日に予選リーグを勝ち抜け、2日目の決勝トーナメントに進出しましたが、惜しくも決勝トーナメント1回戦で敗退しました。
来年度のプロコンは、宮崎県都城市にて開催される予定で、こちらに向けて部員一同、努力していきますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
最後になりますが、課題部門のシステム実証実験などでご協力をいただいた住民の皆様の皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。