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126 2018

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本校教員の著作2点がコミックス『おちくぼ』第6巻にて紹介されました。

 平安時代に成立した『落窪物語(おちくぼものがたり)』をコミカライズした『おちくぼ』(山内直実先生、白泉社さま、2018年11月)の最新刊で、本校教員の畑恵里子准教授(人文科学部門)の著作2点が紹介されました。
 山内直実先生は、日本古典文学を題材としたマンガの第一人者です。代表作は、『ざ・ちぇんじ!』(白泉社さま)、『なんて素敵にジャパネスク』(白泉社さま)などです。

 『落窪物語』は、いじわるな継母にいじめられている高貴なお姫様を、貴公子が救いだして徹底的に仕返しをした後、大団円を迎えるという内容です。日本国内で最も古いシンデレラ・タイプの継子物語として知られています。『源氏物語』よりも古く、紫の上や末摘花などの姫君たちには、『落窪物語』が引用されています。落窪の姫君の特技は縫物です。

 今回、紹介された畑准教授の著作は以下のとおりです。
 本校HPへの掲載をご快諾くださいました山内直実先生、白泉社さまはじめ、岩波書店(文庫編集部)さま、新典社さまに、心より御礼申し上げます。

 1 『王朝継子物語と力―落窪物語からの視座―』(畑恵里子 単著、新典社研究叢書212、2010年)
 2 『落窪物語』(藤井貞和 校注、畑恵里子 校異・脚注等の全面的補佐、岩波文庫、2014年)

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