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531 2019

お知らせ

【COC+事業】「巡礼学びのプログラム」講演会を開催しました。[5月29日(水)]

 5月29日午後1時より、本校第1合併教室にて、COC+関連事業として、舞鶴地方史研究会員の廣瀬邦彦氏を講師に迎え、「江戸時代の元伊勢周辺ガイドブックー『西国巡礼略打道中記』(1820)を読む」と題した講演会を開催しました。
 略打とは、西国三十三所巡礼で二十五番から二十七番の順番を変え、大江の元伊勢神社へ参拝するコースをいいます。この道中記は、舞鶴の糸井文庫所蔵のもので、大阪の町人の手になる自筆で絵入りの道中記で、当時の巡礼の様子をいきいきと今に伝える貴重な資料です。
 今回は、廣瀬先生より、元伊勢から松尾寺まで、北近畿のお参りの様子を解説いただきました。道中記からはすでに観光化していた様子もうかがえ、三十三所は昔から宗教と観光を兼ね備えた聖地であったことがわかるご講演であり、出席の19名の学生諸君にとっても学ぶことが多かったと思われます。なお、『西国巡礼略打道中記』は立命館大のサイトでもご覧いただけます。

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