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518 2020

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本校教職員のフェイスシールドの取り組みが紹介されました。

本校教職員のフェイスシールドの取り組みが紹介されました。

本来なら、このような前向きな取り組みをもっと早く、在校生の皆さんや保護者の方々にお伝えをしたかったのですが、新型コロナウイルス感染症対応のために発信が遅れ、報道機関による紹介が先になってしまいました。

以下、長文ですが、ご容赦下さい。


4月初旬に3Dプリンタを利用してフェイスシールドの試作をしていた若手教員(藤司:電子制御工学科)が、4月14日の吉村洋文大阪府知事の「雨がっぱ」の呼びかけに衝撃を受け、我々にもできることがないかという相談を、先輩教員(芦澤:電気情報工学科)にしました。芦澤教員は試作品を見て、我々高専教職員であるからこそ社会に貢献できることをとにかく進めようという考えから、「1週間で大阪府に50個のフェイスシールドを送る」という目標を掲げ、仲間を募りました。

3Dプリンタでの製作は、公開データがあったとしても、各機体の初期チューニングに時間がかかるそうです。プリンタの性能にもよりますが、1個の製作に2時間前後を要します。また、家庭用3Dプリンタでは作業ステージのサイズが足りず、本校でも、実際に製作に使えたのは7台でした。

同時期、我々高専教職員は「教育を止めない」という合言葉の下、自宅待機の学生との連絡、遠隔授業準備に追われ、多忙を極めていました。このような状況下で、若手教員の熱い想いを受け止め、授業準備の傍らで3Dプリンタによる作業を行った教員(若林:電子制御工学科、室巻:機械工学科、舩木:電気情報工学科、小林:機械工学科)、レーザーカッターによりシールドの切り出しを行った技術職員(西村)、職人技でスポンジやゴム部の取り付けをした事務職員、実現のために各方面に調整をした学生主事(小野)、そして、資材(OHPシート)を無償提供していただいた東舞鶴志摩至誠堂(文具のしま)様(http://higashi-shima.co.jp/)が協力をし、何とか、4月中旬までに40個のフェイスシールドを完成させることができました。

3Dプリンタによる加工(若林教員)

 

レーザーカッターによるOHPシートからシールドの切り出し(西村技術職員)

 

ちょうど、本校では臨時休校のために延期となっていた教科書販売を、4月19日・20日に近隣学生に対してドライブスルー形式で行うことになっていましたので、まずは、そこでフェイスシールドを使用してみました。両日とも半日の作業をしましたが、十分な耐久性があり、無理なく装着できることを確認できました。

そして、4月21日午前、大阪府健康医療部保健医療室医療対策課に発送することができました。担当の方からは、「対策は今後も長引く恐れがあり、支援はありがたい。大切に活用させて頂きたい。」という感謝の意をいただきました。その後、順次、舞鶴市内の歯科医院・クリニックにフェイスシールドを直接、お渡ししています(5月14日時点で、舞鶴市内の16の歯科医院・クリニックに合計77個を配布)。西舞鶴の「にしむら歯科クリニック」様によると、これまでは、ゴーグル、マスクをして飛沫に対する防護をしていたそうですが、これからはフェイスシールドも使用していくと、facebookで感謝の意をいただきました。また、ご要望をいただいた大阪府高槻市内の歯科医院にもフェイスシールドを送付いたしました。現在も、この取り組みを継続して行っています。

大阪への郵送分も含め、これまで128個のフェイスシールドを作成しました。

本校と同様の取り組みは、他高専にも広がっており、今後、さらに医療現場や行政窓口業務を支える一助となれるムーブメントが拡がることを願っております。

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