KDDIのご紹介で、京都大学芦生研究林よりPR動画の作成依頼があり、HANDMADE部がPR動画の制作に取り組んでいます。これまでは動画データの提供等により作業を進めてきましたが、このたび延期していた現地視察を実施しました。

10月16日（土）南丹市美山町にある芦生研究林到着。京大のバスで大カツラに向かいました。大カツラでは、学生は持参したカメラや、京大から借用した360度カメラ4台を使って撮影を行いました。

再度バスに乗り込み、長治谷に移動し昼食。昼食後はドローンによる撮影を行いました。どのような動画が欲しいのか意見を出し合い、上空からの様子や、参加者が集まってドローンに向かって手を振るなど、数カットの動画を撮影しました。撮影したデータはPR動画に使用される予定です。

その後、野田畑湿原を抜けてシカの防護柵まで、徒歩でおよそ2時間かけて研究林内の視察を行いました。野生動物により植物がどのような影響を受けるか、動物が入らないように植物を保護柵で囲った様子など、随所で説明をしていただきながら撮影を行い、学生らは芦生研究林の美しさや抱えている課題を、身をもって感じ取ることができました。

大カツラは映像で見るよりも壮大で、山道は想像よりも険しく、進めば進むほど目まぐるしく変わる森の様子に感動しました。
学生らは、この体験をより鮮明に動画に落とし込めるように、改めて動画作成に取り組む決意を新たにしたようです。動画の完成をご期待ください。