2021年第12回高校生の建築甲子園（日本建築士会連合会主催）において、本校デザコン部で建設システム工学科3年生 磯田倫花さんの作品「融解と浸透」が優勝しました。優勝は本校として史上初の快挙です。また、まちづくり委員長特別賞も受賞し、ダブル受賞となりました。

 令和4年1月13日、東京の日本建築士会連合会と本校をオンライン中継して授賞式が行われ、磯田さんと指導教員の尾上教授にそれぞれ表彰状が授与されました。

表彰状授与後、磯田さんが、主催者へのお礼と共に、作品づくりを通じて様々な意見交換をした友人や先輩たちへの謝辞を述べました。受賞作品は、コンペのテーマである「地域のくらし－これからの地区センター」について、舞鶴の近隣地域である福知山市平野町の市街地を対象としたもので、磯田さんは、作品名を「融解と浸透」として、まち全体に広がるような地区センターを提案しました。提案した内容が審査員に評価されたことを自信として、今後も建築の学びを進める決意を述べました。

その後、審査委員長の片山和俊名誉教授（東京藝術大学美術学部建築科）による講評と記念講演が行われました。記念講演は、共に取り組みを行ったデザコン部の学生も聴講しました。