令和4年3月5日（土）オンラインにて、テクノアカデミア会員企業社員様向け教養講座を開催いたしました。

開催に先立ち、舞鶴高専 内海校長より挨拶があり、その後、第1部「生活・科学技術と法 ― AI時代における法の役割」と題して、人文科学部門 児玉圭司教授より、「IoT」や「AI」といった科学技術が、私たちの日常生活にどのような影響を与えるか、それに対して私たちはどのように向き合うべきか、「法」がどのような役割を果たすかについて、社会学者からの立場で分かりやすくお話しいただきました。

第2部は、「江戸時代の人はどのように外国人と会話をしたのか？」と題して、人文科学部門 牧野雅司准教授より、昔の人々はどのように外国人とコミュニケーションをとっていたのか、鎖国の時代に外国人とどのようにコミュニケーションをとっていたのかについて現在に残っている記録をもとに解説していただきました。

参加者からは、「AIの利便性と、人類の権利の保護の線引きが難しいと感じた」、「企業や個人の立ち回りを考えてしまった」、「好奇心が成長には必要で、相手を尊重することは大切であると実感した」「企業としても日々の努力とイノベーション、チャレンジ精神と読み替えて聴講した」などの感想が寄せられました。