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315 2022

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本校学生が卒業研究作品を舞鶴引揚記念館に寄贈しました。

本校学生が卒業研究作品を舞鶴引揚記念館に寄贈しました。

舞鶴高専電気情報工学科の学生が、戦後にシベリア抑留者が日本に帰国する際に乗った引揚船「興安丸」や引揚者が上陸した桟橋等を3Dプリンタで制作し、39日(水)に舞鶴引揚記念館に寄贈しました。

作品を制作したのは電気情報工学科5年の足立晃基君、上村洋介君、藤田英寿君の3名で、所属する舩木研究室において、視覚障害者への展示方法について模索していた舞鶴引揚記念館と連携して、工学基礎研究、卒業研究として取り組んできました。記念館の展示物は直接触れることができず、また記念館周辺の引揚桟橋や慰霊碑などは大きいため視覚障害者には形状が理解しづらいという問題点を解決するため、記念館の学芸員とも相談して、引揚船「興安丸」や復元桟橋のほか、舞鶴引揚記念公園内にある望郷慰霊の碑、異国の丘・岸壁の母の歌碑、あゝ母なる國の碑など5点を制作しました。写真や過去の文献などを参考に3Dデータを作成し、記念館の学芸員と形状やサイズに関して何度も意見交換しながら完成させました。

寄贈式当日は、上村君と藤田君による卒業研究発表も行われ、取材のために来館していた6社の報道記者から制作に関する工夫点や寄贈に対する感想を聞かれるなどの質疑応答もありました。

寄贈作品は当面の間は記念館入口に展示され、視覚障害者の方が見学のため来館された折には、直接触れることのできる展示物として活用される予定です。

朝日新聞デジタル:引き揚げ船を3Dプリンターで模型に、舞鶴高専生が記念館に寄贈(2022310日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ3972PCQ39PLZB007.html

毎日新聞:<舞鶴高専>触れて“みる”引き揚げ船 舞鶴高専生3人、3D技術で桟橋など 記念館に寄贈 /京都(2022310日)
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20220313ddlk26100228000c

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