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514 2022

イベント

『あやべ理工系ことはじめ教室2022』を開催しました。

2022年514日(土)、北部産業創造センターにおいて「あやべ理工系ことはじめ教室2022」を開催しました。
小中学生とその保護者46名を対象に、舞鶴高専の学校紹介を行い、公開講座「本格派ロボットハンドを作ろう」、「水中UFOキャッチャーをつくろう」を体験していただきました。

「本格派ロボットハンドを作ろう」は、電子制御工学科の教員が講師を務めました。今回の講座で作成したロボットハンドは事前にレーザーカッターで切り出した厚紙製の型紙に、紐を通しながら折り紙のように折りたたみ、セロテープで固定することで完成します。
ロボットハンドの動作は人間の骨と筋肉の関係と同じように紐を引っ張ることでロボットハンドの指が閉じ、紐を緩めると指が開きます。ロボットハンドを自分で組み立てることで、動く仕組みを理解することができた様子でした。また、3Dプリンタで作成した台座にロボットハンド、モータ、スイッチ、電池を取り付けて動かすことで、ロボットハンドの電気回路の仕組みも勉強することができました。
講座の最後にはオートバイのラジコンを使ったデモンストレーションを行い、制御の面白さや楽しさを体験してもらいました。

「水中UFOキャッチャーをつくろう」は、教育研究支援センターの技術職員4名が講師を務め、身近な物から科学の原理に触れていただきました。
水中UFOキャッチャーは、魚型の調味料入れに水と空気を入れる事で浮力を持たせ(アルキメデスの原理)、水を入れたペットボトルを押すと水全体に力がかかる(パスカルの原理)ことを利用して調味料入れを沈め、ペットボトルに沈めた輪ゴムを調味料入れの先に付けたL形フックで引っかけて釣り上げる、というものです。調味料入れに空気をどれだけ含ませると良いのか、調整に苦戦する参加者も見受けられましたが、何とか浮き沈みできるようになりました。完成した水中UFOキャッチャーの調味料入れが沈む様子を見て、驚きと喜びの声を上げていました。

開催にあたり、参加者の皆様には感染症対策についてご協力をいただきました。この場をお借りし、お礼申し上げます。

あやべ理工系ことはじめ教室2022は、今回を含め全3回開催されます。今回参加された方も、今回参加できなかった方も、ご興味のある方は是非ご参加いただき、舞鶴高専のことをたくさん知っていただければと思います。
次回は724日(日)開催、舞鶴高専HPにて61日から受付開始いたします。

 

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