お知らせ・更新情報

NEWS & TOPICS

HOMEイベント『あやべ理工系ことはじめ教室2022』を開催しました。

724 2022

イベント

『あやべ理工系ことはじめ教室2022』を開催しました。

『あやべ理工系ことはじめ教室2022』を開催しました。

2022年724日(日)、北部産業創造センターにおいて「あやべ理工系ことはじめ教室2022」を開催しました。

小中学生とその保護者を対象に、舞鶴高専の学校紹介を行った後、公開講座「太陽電池で遊ぼう!」、「水面の科学~マーブル染めにトライ!~」を体験していただきました。また今回は小学校低学年を対象に「科学折り紙を作ってみよう!」も同時開催いたしました。

「太陽電池で遊ぼう!」は、電気情報工学科の教員が講師を務めました。「太陽光の働き」や「太陽電池がなぜ発電するのか」を学習した後、発光ダイオードやモータを使って、太陽光発電の簡単な実験を行いました。実験の目的は、光強度と太陽電池の発電量の関係を確かめるためで、光の当て方によって発光ダイオードの明るさやモータの回転速度が変化することを見てもらいました。講座の後半には、太陽電池で動く扇風機の工作を行いました。この工作は短時間でできる簡単なものですが、上手く回すためには少し工夫が必要でした。当日は晴天だったので、屋外に出て作製した扇風機を全員動かすことができました。

最後に、舞鶴高専の学生が作製したソーラーカーを紹介して、受講生の皆さんに触って遊んでもらい、太陽電池を使った自由工作の広がりについて考えてもらいました。この講座での学びや体験が、科学や電子工作を楽しむきっかけになればと思います。

「水面の科学~マーブル染めにトライ!~」では京都工芸繊維大学の教員が講師を勤め、水の表面張力を使ったマーブル染めを体験しました。

「科学折り紙を作ってみよう!」は、建設システム工学科の教員が講師を務めました。建設システム工学科と折り紙というのは、つながりを不思議に思う方がいるかもしれませんが、建築物やデザイン等には、生物や化学で習うような形を取り入れることがあります。

今回は、小学校1~4年生を対象に、3種類(手裏剣リース、ミウラ折り、螺旋)の折り紙に挑戦してもらいました。手裏剣リースは簡単な一つのパーツを組み合わせて、リースを作成し、それを動かすと手裏剣になります。ミウラ折りは、1970年に考え出された人工衛星の羽根の折り方で、2010年以降はハサミムシの羽根の畳み方をヒントにした新しい畳み方(ETHZ)や、新しいソーラーパネルの畳み方(NASA)なども考案されています。螺旋はA4用紙を用いて簡単な方法で螺旋を作りました。

受講生の皆さんからは、リースが動いて手裏剣の形に変わるところが面白かった、ミウラ折りや螺旋は立体的に折るところが難しかったなどの感想が寄せられました。

開催にあたり、参加者の皆様には感染症対策についてご協力をいただきました。この場をお借りし、お礼申し上げます。

あやべ理工系ことはじめ教室2022は、次回925日(日)を予定しております。今回参加された方も、今回参加できなかった方も、ご興味のある方は是非ご参加いただき、舞鶴高専のことをたくさん知っていただければと思います。舞鶴高専HPにて8月1日から受付開始いたします。

PAGETOP