8月19日（金）に舞鶴高専において、南丹市農業委員会の管内視察研修が行われました。

この研修は南丹市内または、近隣市町の農業に関わる取り組みを視察し、農地利用の最適化に関する取り組みにつなげることを目的としています。視察には南丹市農業委員会、農業委員・農地利用最適化推進委員から30名が参加し、舞鶴市のドローン映像を使った農地利用状況調査の実証実験の取り組みについて、南丹市内での農地利用状況調査につなげる議論の参考とされます。

視察研修は南丹市農業委員会会長の上田氏による挨拶と、南丹市の現状と視察の説明に始まりました。舞鶴市からは農業委員会会長の今田氏、農業委員会事務局から舞鶴高専と協力してドローンによる調査に至った経緯と、これまでの取り組みについて説明が行われました。

次に、本校建設システム工学科の尾上教授より、中立委員としての立場から北近畿地区と高専の関わり方などについてお話をいただき、教育研究支援センターの西村技術専門職員より、ドローンについての説明と、令和3年度と令和4年度に行った調査結果について報告が行われました。

最後に、調査に立ち会われた舞鶴市農業委員より、実際にドローンを用いた調査についての意見をいただき、質問・意見交換会が行われました。質問には「実際に調査に用いたドローンはどのようなものか」、「ドローンの価格について」、「ドローンの資格・免許について」などが上がりました。

視察を行った南丹市農業委員会からは、「素晴らしい取り組みであり、南丹市もできるところから進めていきたい」、「舞鶴市、舞鶴高専と良い関係を築いていきたい」などの意見も聞くことができました。