2023年5月28日（日）、北部産業創造センターにおいて「あやべ理工系ことはじめ教室2023」を開催しました。小中学生とその保護者49名を対象に、舞鶴高専の学校紹介を行い、公開講座「長さの測定～ノギスの使い方と木製ノギスの作製～」、「建築の模型を作ろう」を体験していただきました。

「長さの測定～ノギスの使い方と木製ノギスの作製～」は、機械工学科の教員が講師を務めました。今回の講座では、ノギスの使い方を学習しました。その後、事前にレーザーカッターで切り出したMDF材の部品をビスで止めて、木製ノギスを作製しました。ノギスで0.05mmまで長さの測定ができることを体験し、木製ノギスをつくることで簡単な工作を楽しんでもらいました。

「建築の模型を作ろう」は、建設システム工学科の教員が講師を務めました。住宅建築「住吉の長屋」（設計：安藤忠雄）の作品を題材に、建築のデザイン（設計）に関して建築のコンセプト（考え方）表現した模型制作を通して学ぶ講座です。この講座では建築のコンセプトの理解とコンセプト模型の制作を行い、建築をデザイン（設計）における模型制作について学ぶことができました。

あやべ理工系ことはじめ教室2023は、今回を含め全3回開催されます。今回参加された方も、今回参加できなかった方も、ご興味のある方は是非ご参加いただき、舞鶴高専のことをたくさん知っていただければと思います。
次回は7月23日（日）開催、舞鶴高専HPにて6月1日から受付を開始しています。