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1025 2023

学生活動

全国高等専門学校プログラミングコンテスト2023福井大会に出場しました。

全国高等専門学校プログラミングコンテスト2023福井大会に出場しました。

プログラマーズコミュニティ部の学生が、1014日(土)、15日(日)にサンドーム福井(福井県越前市)で開催された、全国高等専門学校プログラミングコンテスト(高専プロコン)の本選に出場しました。

高専プロコンは課題部門、自由部門および競技部門の3部門で行われます。課題部門と自由部門は書類選考による予選審査を通過した作品に対してプレゼンテーションとデモンストレーションを行い、審査員の評価を競います。競技部門は課題部門や自由部門と異なり、各チームの対抗戦により勝敗を決します。今年度、本校からは課題部門2チーム、競技部門1チームが本選に参加しました。

課題部門のテーマは「オンラインで生み出す新しい楽しみ」です。6月に国内応募47作品の予選審査が行われ、予選を通過した20作品と海外から参加した2作品を合わせて22作品が本選に出場しました。本校からは2作品を応募し、2作品が予選を通過して本選へ出場しました。

西村陸杜君(電気情報工学科4年)、加川直澄君(電気情報工学科4年)、Ganbaatar Bayartulga君(電気情報工学科4年)、伊勢巧君(電気情報工学科3年)、池田翔太郎君(電気情報工学科3年)の5名が提案したのは「I-POST ―世界一シンプルなコミュニケーションを―」です。近年、若者ではスマホなどのデジタル端末でのコミュニケーションが一般的であり、それをお年寄りの方は使うのに慣れないという課題があります。その課題を解決するために、祖父母がアナログの手紙を画像データ化し孫側に送信することができるI-POSTを提案しました。

脇坂将輝君(電子制御工学科4年)、辻隼斗君(電気情報工学科4年)、平田爽馬君(電気情報工学科3年)、長澤結司君(電子制御工学科2年)、六田薫君(電気情報工学科2年)は、ロールプレイングとブレインストーミングを用いたアイデア出しをWEB上で行えるシステム「アブラカタブレイン」を提案しました。その上で、ロールになりきりながらオンライン共有を行うことで新たな視点に立ちながらアイデア創出を支援するシステムであり、わかりやすいUIで機械が苦手でも安心して操作できることが特徴です。

本選では、初日のプレゼンテーション審査と2日目の2回のデモンストレーション審査、マニュアル審査が行われ、作品の特徴や有用性などをアピールし、「I-POST」は企業賞(セゾン情報システムズ様)、「アブラカタブレイン」は敢闘賞を受賞しました。

自由部門は、自由なテーマで独創的な作品が求められています。6月に国内応募56作品の予選審査が行われ、予選を通過した20作品と海外から参加した5作品を合わせ25作品が本選に出場しました。本校からは2作品応募したのですが、残念ながら予選を通過することはできませんでした。

競技部門は、「決戦! n乗谷城」というテーマの陣取りゲームでした。今年の大会では、コンピュータによる「2チーム対戦型陣取りゲーム」を行いますが、過去の大会では解を求めるだけでなく、実際に巨大迷路を使用したり巨大パズルを動かしたりして実演する競技や、ネットワークに接続されたコンピュータを利用した競技などが実施されました。そのため、解を求めるアルゴリズムが優れているだけでなく、問題の入力から解答の表示、更にミスへの対処、あるいは自動的なネットワーク通信等、あらゆる面で優れた、完成度の高いシステムが要求されてきました。競技部門には全国高専から55チームが予選を通過し、本選でプログラミング技術を競いました。また、NAPROCK国際大会を同時に開催しますが、海外から新モンゴル高専(モンゴル)、モンゴル技科大(モンゴル)、香港VTC(香港)、ハノイ工業大学(ベトナム)の5チームが参加し、合計59チームで競いました。

林倫太朗君(電子制御工学科4年)、西保洸太君(電子制御工学科4年)、矢野遼太郎君(電気情報工学科2年)の3名が参加して、「俺に聞くなよ」というチーム名で競技に挑みました。初日に行われたファーストステージでは、大阪公大高専、石川高専と対戦しました。2日目は、敗者復活戦から挑んだのですが、惜しくも7位となりファイナルステージに進むことができませんでした。

協賛企業の皆様のご協力もあり、大会終了後もYouTubeでの動画閲覧ができますので、高専プロコン公式サイトにアクセスしていただけると幸いです。

最後になりましたが、プログラマーズコミュニティ部の活動にあたって、ご理解、ご支援いただいた皆様に、この場をお借りし、御礼申し上げます。

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