7月18日 2024
学生活動
硬式野球部が第106回全国高校野球選手権大会京都大会に出場しました。
舞鶴高専の硬式野球部は、1~3年生は高等学校野球連盟(高野連)に所属し、他の高校生と同じく夏の甲子園に向かって白球を追って日々練習に取り組んでいます。
3年生の選手が4人しかいないという限られた状態でありましたが、先日までの夏の甲子園への出場権をかけた京都府大会に頑張ってきた様子をお伝えします。
高校野球はトーナメント形式で、京都府大会では、春大会の上位8チームが夏大会のシード枠を得ることができます。参加数の都合から、上記シード校以外にもシード枠(初戦が2回戦)となるチームもあり、今年度の舞鶴高専はシード枠に当たったため、7月9日初戦の2回戦をシード枠同士の田辺高校との対戦となりました。
9回まで3-3の同点で試合を進めたことから、タイブレーク制を用いた延長戦に突入しました。タイブレークとは、塁にランナーが居る状態から試合を開始する方法で、得点が入りやすくすることで無得点のままの延長戦が長引かないようにするための制度です。この延長戦タイブレークで3点獲得した舞鶴高専は田辺高校の攻撃を守り抜き、6-3で初戦を突破することができました。舞鶴高専が夏の大会で初戦を突破するのは、16年ぶりの快挙であり、部員だけでなく学校の様々な方からもこの試合の成果について喜びの声をいただきました。
【試合結果】舞鶴高専 ― 田辺(2回戦) - 第106回全国高校野球選手権京都大会|バーチャル高校野球 - スポーツブル(sportsbull.jp)
続いての次戦となった第3回戦は、7月16日に同志社国際高校との一戦でした。2回勝利すると58年ぶりの快挙!というところで、当時ピッチャーを務められたOBの方も応援にお越しいただく中での試合でした。結果としては、多くの失点を許し、得点差が大きいことで試合が中断されるコールド試合として、5回0-22の結果で敗北することとなりました。
【試合結果】同志社国際 ― 舞鶴高専(3回戦) - 第106回全国高校野球選手権京都大会|バーチャル高校野球 - スポーツブル(sportsbull.jp)
舞鶴高専野球部では、選手人数の少なさもさることながら練習試合でも厳しい結果を重ねている中での、夏の大会での1勝でした。この1勝を体験したことで、練習による技術の研鑽やチームでのコミュニケーションなど、様々な取り組みの成果が結果につながった実感を得ることができたと思います。また、多くの反響があったことを受けて、多くの方々にご支援ご声援をいただいていることを実感してもらえたと思います。
部活動という場を通じて得た経験をもとに、これからの勉学や仕事に生かしてもらうとともに、後輩や周囲の人々に対してよい影響を与えてくれるような人材になってくれることを期待します。