5月11日（日）、舞鶴グランドホテルにて、「国際ソロプチミスト クラブ ユース・フォーラム2025」が開催され、電気情報工学科2年の三好佑奈さんと建設システム工学科2年の芝井咲月さんが登壇しました。

 国際ソロプチミストとは、人権と女性の地位を高めるための奉仕活動をおこなっている世界的組織で、舞鶴では2年に1度、市内の各高校や本校から女子学生が集い、論文発表とディスカッションを行っています。
コロナ禍の影響もあり、本校学生は久しぶりの参加となりました。

 今回のテーマは「未来に輝く女性の生き方～いにしえの女性から学ぶ～」ということで、登壇者9名が過去に活躍した女性を例に挙げながら、自身の生き方や社会に対する考えを述べました。

三好さんは1800年代に活躍したフランスの数学者・物理学者でもあったマリー＝ソフィ・ジェルマンの生き方を通して、「やりたい」という好奇心を貫き通す信念の強さに気づき、まだ女性の割合が少ないプログラマーという夢の実現に向けて、自身が学び成長していく道筋を語りました。

芝井さんは日本初の女性建築家である浜口ミホの生き方に焦点を当て、同じく建築を学ぶために「高専」という道を選択した自身と重ね合わせ、女性が活躍できる仕組みが増加しつつある中で、行動を起こしていくことの重要性を訴えました。

さらに、三好さんは、7月に名古屋市で行われる「国際ソロプチミスト ユース・フォーラム 2025 in 名古屋」に参加する代表者1名に選ばれました。

幅広い地域の高校生たちと貴重な経験を共にし、交流する機会になるとのことで、ぜひ楽しんできてもらいたいと思います。

学生に貴重な機会を賜りました関係者の皆様におかれましては、厚く御礼申し上げます。
また、本校HPへの写真掲載についてもご快諾いただきました。誠にありがとうございます。