12月14日（日）、「第1回　CoTech 古典×ものづくりコンテスト」が開催され、本校学生3チーム9名がオンラインで参加しました。

このコンテストは、高専古典教育研究会主催、九州産業大学国際文化学部日本文化学科 森ゼミナール・佐世保工業高等専門学校 EDGEキャリアセンター共催で 、本部会場の佐世保高専と、鶴岡高専・豊田高専・鈴鹿高専・本校の5高専をオンラインでつなぎ、九州産業大学の学生たちが司会・進行を務める中、中継によって開催しました。
各高専では、主に低学年配当の古典の授業などで、古典作品の世界を高専生ならではの発想や創造力により「ものづくり」を行っています。
その成果を他高専の学生とも共有し、専門科目等で新たな技術を習得していく上で、さらなる「ものづくり」の意欲につなげることを企図しています。

10チームの発表は発想もアプローチ方法もそれぞれ異なり、学生たちは自身のつくったものを他の高専生と共有できたことを楽しみ、他の高専生のつくったものに対しても大いに刺激を受けていました。

発表後はさらに発表内容について交流会が行われました。
審査とはまた違った雰囲気で、発表内容に興味を持って聞き入っていました。

本校学生の審査結果は以下の通りです。

• ミステリー賞　GO源氏物語「器物損壊罪！？～真犯人突き止めてみた～」
• 地域再発見賞　芭蕉remix「芭蕉の足跡 in 兵庫」
• ユニーク視点賞　おにぎりメイト「強くあれ! 大納言」

今回のコンテストを通して、古典には現代と地続きの人間の営みが描かれていること、知識と技術が組み合わさることで無限の可能性を持っていることを感じてもらえれば幸いです。