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1024 2025

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全国高等専門学校プログラミングコンテスト2025松江大会に出場しました。

全国高等専門学校プログラミングコンテスト2025松江大会に出場しました。

プログラマーズコミュニティ部の学生が、10月11日(土)、12日(日)に「くにびきメッセ(島根県松江市)」で開催された、全国高等専門学校プログラミングコンテスト(高専プロコン)の本選に出場しました。

高専プロコンは課題部門、自由部門および競技部門の3部門で行われます。課題部門と自由部門は書類選考による予選審査を通過した作品に対してプレゼンテーションとデモンストレーションを行い、審査員の評価を競います。競技部門は、課題部門や自由部門と異なり、各チームの対抗戦により勝敗を決します。今年度、本校からは課題部門2チーム、自由部門1チーム、競技部門1チームが本選に参加しました。

課題部門のテーマは「ICTを活用した環境問題の解決」です。6月に国内応募40チームの予選審査が行われ、予選を通過した21チームが本選に出場しました。本校からは2チーム応募し、2チームが予選を通過して本選へ出場しました。

辻本 健斗さん(電気情報工学科3年)、片岡 竜希さん(電気情報工学科4年)、藤田 真輝さん(電気情報工学科3年)、百武 真さん(電気情報工学科4年)、南 歩汰さん(電子制御工学科4年)の5名は、「AQUARIUMOTION」を提案しました。舞鶴高専寮生の節電・節水を可視化するためのシステムの提案です。節水・節電の様子は、ユーザ自身のスマートフォンなどからもわかるようになっています。

森本 柊哉さん(電気情報工学科4年)、松崎 伶音さん(電気情報工学科4年)、半林 駿典さん(電気情報工学科4年)、高岡 優羽さん(電気情報工学科4年)、平野 茂吉さん(電子制御工学科4年)は、「BAMBOT ―竹の遠隔伐採システム―」を提案しました。「ICTを活用した環境問題の解決」という課題部門のテーマが与えられており、放置竹林の竹を遠隔伐採するためのシステムを提案しました。竹林整備できる人を増やすために、通信技術を用いて、危険な作業を安全にこなせるようになります。

自由部門は、自由なテーマで独創的な作品が求められています。6月に国内応募66作品の予選審査が行われ、予選を通過した21チームが本選に出場しました。本校からは2作品を応募し、1チームが予選を通過して本選へ出場しました。

渡邉 閃太さん(電気情報工学科4年)、坂田 雄哉さん(電気情報工学科4年)、山田 和佳さん(電気情報工学科4年)、河本 泰尚さん(電気情報工学科4年)、若山 拳斗さん(電気情報工学科4年)の5名は、「よせぎゅっと ―寄木細工職人さんをぎゅっとサポート―」を提案しました。箱根・小田原地域の伝統工芸の一つである寄木細工は、職人の数が減少しています。文化・技術継承、模様作成のためのサポートシステムを提案しました。新たな模様の作成、技術継承を簡単にすることで、職人の負担を減らし、若手職人の活性・創成につなげたいと考えています。

高専プロコン本選では、初日のプレゼンテーション審査と2日目の2回のデモンストレーション審査、マニュアル審査が行われ、作品の特徴や有用性などをアピールし、「AQUARIUMOTION」はピクシブ株式会社様からの企業賞、「BAMBOT ―竹の遠隔伐採システム―」と「よせぎゅっと ―寄木細工職人さんをぎゅっとサポート―」は敢闘賞を受賞しました。

競技部門は、「エ。―縁結びの誘導について―」というテーマで、全国の高専から54チームが競いました。「フィールド(最大24×24)」の全てのマスに、「エンティティ」と呼ばれる整数値が与えられていて、同じ数値同士が近くにあるというわけではありません。できるだけ少ない手数で、より多くのペアを成立させたチームが勝利する競技でした。

矢野 凌太郎さん(電気情報工学科4年)、真志取 朔さん(電気情報工学科3年)、塚本 樹さん(電気情報工学科3年)の3名が参加して、「舞鶴イズム」というチーム名で競技に挑みました。初日に行われた1回戦では上位に入賞し、準決勝に進出しました。来年は、テーマが変わるかもしれませんが、決勝に進出できるように頑張って取り組みたいと思っています。

高専プロコン本選(全国大会)の参加にあたり、舞鶴高専後援会、同窓会、舞鶴市より多大なご支援をいただいたことに深く感謝するとともに、日頃からプログラマーズコミュニティ部の活動にご理解とご協力、ご支援をいただいております保護者の方を含む多くの関係者の皆様方に心から感謝申し上げます。

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