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329 2018

学生活動

『社会実装教育フォーラム』で要素技術賞(ハードウェア)を受賞しました。[3月3日(土)]

 NHKロボコンが、課題を与えられその問題を解決する能力を競う大会(問題解決型)であるのに対して社会実装教育フォーラムは、社会の現実の問題に学生が正面から向き合い、他者との対話と工学的な解決策を駆使して試作を繰り返し、価値を共に創造するプロセスこそ重要として始められたコンテストです。以前は社会実装ロボコンとも呼ばれており、東京高専のイノベーティブジャパンプロジェクトの一環として始められました。どういうロボットを作るかは学生が社会からの必要性に応じて課題(必要とされるロボット)を設定し、その課題解決に必要な機能を持ったロボットを設計製作する一連のプロセスが審査員により評価されるコンテストとなっています。最近では社会の課題を解決する対象がロボットだけでないことから、社会実装教育フォーラムと名称を改められ現在に至っています。
 2017年度コンテストに舞鶴高専から専攻科学生と電子制御工学科と機械工学科、電気情報工学科の学生の4人で応募し、「廃炉を目的としたロボットの開発」として廃炉作業に必要なロボットの課題設定からその解決のためのロボットの設計・製作の一連のプロセスが発表されました。廃炉作業に関わるユーザーに対する調査の視点が欠如していた点はマイナスでしたが、実際に課題解決に必要な機能を持つ完成度の高いロボットである点が評価され「要素技術賞(ハードウェア)」を受賞することができました。

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