お知らせ・更新情報

NEWS & TOPICS

HOMEお知らせ「お試し住宅」が雑誌に掲載されました。

730 2022

お知らせ

「お試し住宅」が雑誌に掲載されました。

「お試し住宅」が雑誌に掲載されました。

2022年629日発売の雑誌『複住スタイルVol.5』(英和出版社)に、舞鶴市と舞鶴高専がコラボする居住促進住宅「お試し住宅」が掲載されました。
「お試し住宅」とは、舞鶴市が舞鶴市街地の空き家を借り受けて一定の改修を行い、市外からの移住者へ貸し出す事業で、改修設計は本校の建設システム工学科の尾上教授と、研究室の学生たちが担当するものです。

複住スタイル掲載記事(PDF)
(*テキスト・画像の無断転載禁止)

 

雑誌掲載にあたって、設計を担当した学生たちに聞いてみました

 ⑴ 舞鶴市居住者促進住宅の改修プロジェクト5(仮称:uih5)に取り組んだ感想(学んだことなど)
 ⑵ 今後この経験をどう活かせると思いますか。

  • 小川哲汰さん
    専攻科2年建設コース
    ⑴ 考えたことが、実際に形になっていく過程には、素直に感動した。同時に、図面を描くことの責任の重大さを感じた。建築を一つつくるにあたって、これほど多くの人が関わり、まちに大きな影響を与えることを身を持って知れたことは、貴重な経験となった。
    ⑵ 今後、設計するときには、建築をつくることによって、まちにどのような変化を及ぼすのか思考し、楽しみながら、建築に向き合っていきたい。
  • 橘敦子さん
    専攻科1年建設コース
    ⑴ 今まで本科で行ってきた設計課題と異なり、実際の建築物の改修では材料や構造、費用などを考えて行う部分が初めてであり、勉強になったと感じています。
    ⑵ まだわからないですが、今後、就職してから実際の建築物の改修などに携わることがあれば活かせるのではないかと考えています。また、建築士の試験勉強をおこなっている際にも、部材や材料などで、UIHで尾上先生に教えていただいたことが出てくるので知識面でも活かせると思いました。
  • 江田雪乃さん
    建設システム工学科5年
    ⑴ 参加した完成発表会では、出来上がったものに市政や地域の方などが様々に意見している現場を初めてみました。想像以上に地域の方は自らの地域にできるもの・そこへの移住者に関心を持っており、特に、近い将来自分の家が空き家になる可能性がある方の意見はすごく現実味を帯びており、地域に建築することの重大性を感じました。
    ⑵ 学生が計画したものが実際に形になる過程を見ることができ、それに対する地域の方の意見を聞くことができたことは自分にとっては良い経験でした。将来的に自分が作るものがいかに地域にどんな影響を受けて与えるのかを念頭においた提案ができるよう心がけたいです。また今回のように雑誌で取り上げられることで、舞鶴市に良い影響があると良いなと思います。
  • 田中佑以子さん
    建設システム工学科5年
    ⑴ 本年度から研究室に配属したこともあり、私自身は内装のペンキ塗りとお披露目会のみの参加となりました。お披露目会では地域の方から様々なコメントを頂きました。実際住む目線になった時の感想などを聞き、地域の方がこういった空き家改修に興味を持っておられると感じました。
    ⑵ 今後こういった経験を活かし、実際の利用者目線で建築の設計をしっかり考えていけるようになりたいです。
  • 北野開靖 さん
    建設システム工学科5年
    ⑴ 地域住民の方に向けての発表会では、予想以上に多くの方がおいでになっていたことから、地域住民の方の地域の取り組みに対する積極性を感じました。
    ⑵地域住民の方へのプレゼン時には、予想以上に質問が飛び、実際に住む人がいるからこその質問など、コンセプトや面白い取り組みはもちろんのこと、居住性についても十分に検討する必要性を感じました。このことから、今後の建物を設計する際、また見る際の視点として、十分に活かせると感じました。
PAGETOP