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78 2024

学校の様子

【クラブ活動】文学研究会の文学散歩(2024)

【クラブ活動】文学研究会の文学散歩(2024)

76日、文学研究会同好会が文学散歩を行いました。
今回は、竹田城跡・史跡 生野銀山に行ってきました。

雨予報が心配され、前日は登山の取り止めも検討したものの、幸い天候に恵まれ、青空と白い雲が見える絶好の山城見学日和でした。
熱中症に気をつけ、水分補給しながらも、木陰のありがたさを感じながら頂上まで登りました。
風が通る頂上は、気持ち良く感じられました。

戦国時代の歴史に触れ、学生の一人の話から、敵方から効率的に大きく見せる山城の作り方の工夫についても知ることができました。

雲海で有名な竹田城ですが、松尾芭蕉の名句「夏草や兵どもが夢の跡」の石碑がありました。
有志によって明治時代に建てられた碑だそうですが、芭蕉が平泉で詠んだ句がなぜ、と思いつつ、この句の詠まんとする感慨はまさに今の時季、戦の跡に草だけが生える無常観を示すものです。
暑いこの季節に訪れた甲斐を感じられました。

昼食後は、生野銀山に向かいました。
銀を見つけるためにアリの巣のように掘削された、気温13℃、かなりひんやりする坑道の中を巡りました。

生野銀山では平安時代に銀が発見されたと伝えられ、そこから1100年以上にわたって銀が採掘されたそうです。
坑道内では特に江戸時代から昭和の閉山に至るまで、時代とともに採掘技術の進化する様を、採掘跡や、道具・機械を手にしたマネキン人形の様子などから学ぶことができました。

この技術の進化は高専で学んでいることともかなり通じるところがあり、文学研究会としてだけでなく、高専生としても実りある見学になったのではと思います。

文学研究会では、部誌「稔」を現在製本中です。完成したら、各教室に置かせていただく予定です。
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月の高専祭でも展示を予定していますので、お越しになられた際にはどうぞご覧ください。

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