3月8日 2024
令和6年3月2日(土)に大阪市の中央電気倶楽部で行われた「令和5年度高専研究発表会」にて、電気情報工学科5年生の学生2名が発表を行いました。本発表会は電気学会関西支部が主催している近畿地区の高専を対象とした研究発表会で、各高専の卒業研究で優秀な成績を収めた学生が集まって発表を行います。本学科では、卒業研究の中間発表会において各会場で最も優秀な発表を行った学生が高専研究発表会に参加しています。参加した学生は堂々とした発表で多方面からの質問にも的確に回答しており、高専生活の集大成となる非常に素晴らしい発表でした。また、発表を行った2名には論文発表賞が授与されました。
今年度は高専研究発表会が5年ぶりの対面開催となり、他高専の学生や教員など多くの人々と交流する機会が多くありました。各高専の様子や研究に関する意見交換などを行い、参加した学生にとっても非常に良い経験になったかと思います。卒業後も今回の経験を糧に活躍してもらえればと思います。
下記のリンク先より論文集が確認できますので、興味のある方はぜひご覧ください。
https://www.iee.jp/kansai/kousenkenkyu2024/
発表題目は下記の2件です。
- 表面プラズモン共鳴を用いた蛍光増強の基礎的検討,寺﨑 雅人,内海 淳志
- 超音波画像のデータ拡張に向けた画像生成モデルの検証,小崎 創生,森 健太郎
2月21日 2024
2月20日 2024
1年生に開講されている古典Bの授業では、各自が決めた古典の作品に関するテーマでものつくりをし、発表を行っています。
期末試験を終え、到達度確認期間の2月14日には、各クラスから投票で選ばれた計8グループが、エキシビションとして1年生全員の前で再度発表を披露しました。他の先生も複数名聴きにきてくださいました。
各クラスでは、他者の発表も聴きながら学生同士も評価し合い、良い発表とは何かを客観的に考える機会になったと思います。今年度のエキシビションは、パフォーマンスやツールをいかに駆使したかが評価された発表が目立ったように思いますが、古典文学作品のテキストと純粋に向き合い深く掘り下げる発表を通して、現在と地続きの古典の世界、さらにはアカデミックな世界の一端に少しでも触れられたのではないかと思います。
高専では2年生以上でも多くの発表があり、5年生では卒業研究を行い、集大成となる発表を行います。発表は誰しも緊張するもので、場数を踏むことが大事だと思います。これも一つの経験値として、今後に活かしてくれたらと思います。
2月19日 2024
2月14日 2024
2月9日 2024
令和6年2月4日(日)、舞鶴工業高等専門学校金相学実験室において小中学生を対象に、公開講座「最速ぽんぽん船の設計」を実施しました。小中学生の参加者は7名で、機械工学科の教員1名、機械工学科5年生2名、技術士4名で対応しました。
始めに、ぽんぽん船のキットを組立て、どのような動作をするか確認してもらいました。皆さんスムーズに作業をされて、20分ほどで全員動作確認をすることができました。2台目からは、各自でオリジナルの船体をデザインしてもらい、速く進むにはどうすればよいかを工夫してもらいました。船の形を変更し、パイプの曲げ方を工夫するなど、皆さんの創意工夫が感じられました。
本講座で補助業務を務めた機械工学科の5年生2名は、ぽんぽん船の原理説明やキットの準備、加工の補助で活躍してくれました。
1月30日 2024
1月30日 2024
1月25日 2024
1月24日 2024
COMPASS 5.0 半導体分野 実践校の取り組みの一つとして、令和6年1月22日(月)に電子制御工学科3年生32名、4年生3名が堀場エステック 京都福知山テクノロジーセンターの見学を実施しました。
まずは、4グループに分かれ、その後それぞれの箇所で順番に各担当者から説明を受けました。
- 堀場グループの会社概要と今後の半導体業界の動向
- 半導体プロセスを支える液体・気体用マスフローコントローラー(MFC)の説明
- 恒温室でのMFCの校正
- 先端半導体材料(有機化合物)の作製
堀場エステックは、MFCにおいて約60%の世界シェアを持ち、阿蘇工場に加え、京都福知山テクノロジーセンターに隣接して生産工場の建設(2024年7月着工)が決まっています。HORIBAでは、制御・分析・分析技術で半導体の研究開発から生産プロセスまで幅広く支えており、半導体を作る上で、MFCは重要な装置の一つであることを学ぶことができました。
各箇所で活発な質疑応答が行われ、労働環境やMFCの仕組みについて知ることができたようです。今回の見学で半導体関連企業に大変興味を持ってくれたようです。
今回の見学にあたり、堀場エステック 事業戦略室 戦略企画部 岩崎直基氏、開発本部 要素技術開発部 部長 安田忠弘氏、材料チーム チームリーダー 大柿亮祐氏に多大なるご支援いただき、ありがとうございました。