10月4日 2024
本校では毎年10月の英語デーにて、英語検定試験 TOEIC/TOEIC Bridge を実施しています。
今年度は10月1日(火)に、本科3年生・4年生・専攻科1年生は全員対象、その他の学年は任意受験で行いました(ちなみにTOEIC BridgeはTOEICのエントリーレベル版です。低学年の1・2年生にはこちらを受験しています)。
TOEICは、日常・職場での英語運用能力を測る試験として、就職・進学の場面で使用されることが多くなっています。
本校では後援会の皆様のご支援により、毎年約350名の学生が受験できています(全員対象学年は負担額なし、任意受験の学年は一部自己負担)。
舞鶴は都市部から離れており、公式受験の際の交通費なども考えると、学生が一律にこのような機会を得ることができるメリットは非常に大きいです。
この場を借りて御礼申し上げます。
学生たちに感想を尋ねると、2年生のTOEIC Bridge受験者から、
「リスニングは楽勝だったし、リーディングは最後まで回答できた。去年よりも点数は上がっているはずです」
という心強い言葉がある一方、TOEIC Bridgeを受験したことのなかった3年生から、
「TOEICは初めて受けたが、リスニングが速すぎてちんぷんかんぷんだった。2時間の試験は疲れた」
という声まで、さまざまでした。
受験者の保護者様におかれましては、お子様に感想を聞いてあげてください。
今回の成績は後日、授業などを通じて渡されます。
10月2日 2024
9月30日 2024
9月20日 2024
9月6日 2024
9月6日 2024
9月2日 2024
8月30日 2024
7月26日の午後、都市環境コースの学生は、港湾工事見学会に参加しました。
国土交通省近畿地方整備局舞鶴港湾事務所様とみらい建設工業株式会社様にご協力をいただき、舞鶴港の工事に用いる「ケーソン」というコンクリートの箱型構造物の施工現場を見学しました。
大型船を停泊させるための岸壁となるケーソンは、3年生の水理学の授業で安定計算に苦しめられたものですが、実際に港湾工事の重要性や施工現場を見たうえで、授業での学びがより具体化して学生自身の中に吸収してもらえればよいかと思います。
見学会では、ケーソンの上部まで上がって施工の様子を見学したり、鉄筋の固定体験をしたりするなど、直接見る構造物の大きさや空気感、また施工の体験など、自分たちの将来像を描くうえで重要な体験になりました。
11月の中間試験明けには完成後の現場見学と若手技術者との意見交換会を開催予定にしています。
建設システム工学科では、4年生から都市環境コースと建築コースに分かれて、より専門を深く学び身に付けます。
都市環境コースでは、建設設計製図Iの授業で『舞鶴市のまちをつくる』をテーマとした都市計画課題の最終発表会を実施しました。
この授業は、舞鶴市役所の協力のもと、舞鶴市を舞台に社会課題を解決できるまちづくりのための設計課題に取り組むものです。これまでの中間発表でのコメントやフィードバックをもとに提案のブラッシュアップやポスター作成を進めてきました。「舞鶴の中心市街地の一部道路を歩道化しにぎわいスペースにする」、「フェリー港周辺をアウトドアができる臨海公園にする」、「舞鶴高専を商店街に移設する」などのアイデアが提案されていました。
中には現役の市役所職員も感心する提案もありました。
この授業を通して、都市計画やまちづくりにおける課題発見、問題解決に関する能力を身に付けることができたかと思います。