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1024 2025

学校の様子

【建設システム工学科】全体集会を実施しました。(2025)

【建設システム工学科】全体集会を実施しました。(2025)

10月20日(月曜日)の放課後、建設システム工学科全体集会を実施しました。
コロナ禍で休止をしていた全体集会は、建設システム工学科に所属する1年生から4年生までが一堂に会すことで学科学生としての一体感を生み出し、進路報告などを通じてキャリア教育につなげることを目的としています。

第1部では、4年生のインターンシップ報告、5年生の就職・進学報告を都市環境・建築の各コース1名ずつから発表していただきました。
各人10分という短い時間でしたが、経験を伝えるというだけではなく、着目した点や後輩たちに向けたメッセージなどを絡めたとてもよい発表をしていただき、後輩たちもメモを取りながら熱心に発表を聞いていました。

第2部では、本校卒業生である丹羽信弘様(中央復建コンサルタンツ株式会社)に、『橋をデザインするシゴト -未来を描く建設コンサルタントの世界- 』と題して特別公演を行っていただきました。 
丹羽様は、Instagramで毎日橋の魅力を発信する"愛橋家"としても知られています。舞鶴高専を卒業後、建設コンサルタント業である中央復建コンサルタンツ株式会社に入社し、長年にわたり橋梁の計画・設計(デザイン)に携わってこられました。代表的な作品には、東京ゲートブリッジ小名浜マリンブリッジ阪神高速道路西船場ジャンクション改築事業改築事業の紹介記事)などがあり、これらは優れた橋梁の業績に送られる土木学会田中賞を受賞されています。 こうした専門的な実績に加え、テレビドラマ『マニアさんと歩く関西』などメディア出演や、「まいまい京都」での大阪の橋のガイドなど、一般の人々に土木・橋の魅力を伝える活動も精力的に行っておられます。
講演では、舞鶴高専での学生時代の思い出から、橋梁エンジニアとしてのキャリア、そしてテレビ出演を通じた裏話まで、多彩なエピソードを交えながらお話いただきました。終盤には、「橋は、人と人、まちとまち、そして想いと想いをつないでくれます。橋をデザインするということは、未来の風景を描くこと。どうか皆さん、この国の風景をもっと美しいものにしていくエンジニアになってください」という熱いメッセージで締めくくられ、学生たちも心を動かされていました 。 
丹羽様の情熱と温かい言葉に、参加した学生たちは、建設系の世界で働くことの意義と可能性を感じ取った様子でした。会場は笑顔と活気に包まれ、将来への希望を抱く時間となりました。  

全体を通じ、学生たちにとっては身近なインターンシップや就職・進学活動の準備を進めるとともに、その先の進路でどのような展望を描くかについてのきっかけにつながる全体集会になったと思います。 

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