学生生活紹介

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校内イルミネーションの点灯式を行いました。(2025.7)

723日(火曜日)、電気情報工学科2年生有志が企画した校内イルミネーションの点灯式を行いました。今年は、夏の夜空に見える「夏の大三角形」をイメージして制作をしています。

限られた時間の中で、一生懸命、取り組みましたので、学生の皆さん、教職員の皆さんに楽しんでいただければと思います。

【建設システム工学科】2年製図課題の発表会を行いました。(2025.7)

7月30日(水)に建設システム工学科2年の「建設製図II」の発表会を行いました。

課題は、「名作住宅を現在化する」で、1940年から1999年に建てられた名作住宅を、現在の環境や社会に対応したものに再構成するものです。例えば、「スカイハウス」(菊竹清訓)を、家族構成の変化に合わせて階層を増やすなどです。

各学生は、名作住宅を調べ、その良さを踏まえて新たな提案を考えて設計図や模型で表現し、最後にプレゼンテーションを行いました。

この授業を通して、過去の建築について学び、設計や製図、模型制作の能力やプレゼンテーション能力を身に付けることができたと思います。

【専攻科】源氏物語を題材にものつくり発表を行いました。

専攻科2年生の「日本文化論」の授業において、『源氏物語』を踏まえたものつくりの発表を行いました。

発表4グループのうち、1グループは自分たちで平安時代の食事を作ってみて、食育活動を提案するという発表、
残り3グループは3Dプリンタやレーザー加工機などの機器を使い、ゲームを作って紹介してくれました。
ものつくりの着眼点、発想力はもちろんのこと、専攻科生のプレゼン能力の高さにも舌を巻きました。

発表の次の授業時間には、3つのゲームを受講生で実際に遊んでみました。
発表者の方で発表前にテストプレイもしてはいましたが、皆で遊んでみたことで、ものつくりにより人を楽しませるために重要なことを実感していました。
初見の人にルールを説明したり、初めて遊んだ人ならではの気づきや感想も得られたりしたことも収穫があったようです。

同時に、多様なものつくりの発想を喚起させ、受け止めることのできる古典文学作品『源氏物語』のコンテンツとしての懐の深さも感じました。

7月の学生相談室(SSR)イベント報告(2025)

舞鶴高専SSRでは「相談しやすい環境づくり」を目的として、放課後等のイベントを実施しています。今回は7月に実施したイベントの紹介をします。

7月3日(木)天体観望会@第1グラウンド

物理科目担当教員の宝利先生と任意団体の宇宙天文Study Groupの皆さんが、夏の星座の見所解説をしてくださいました。解説の後には、本校で所有している電子天体望遠鏡などを実際に利用して、夏の星空を観望しました。SSRチューターによる「かき氷」提供もあり、暑い中でも涼みながら夏の夜空を楽しむことができました。

7月15日(火)有機化学入門@視聴覚教室
7月17日(木)molを公式に頼らずに理解する@1-3クラスルーム

化学科目担当教員の小島先生による化学の放課後講座です。化学に興味がある学生さん、苦手意識がある学生さんに関わらず、楽しく化学の本質を学ぶことができた講座でした。ドリンクの提供もあり、リラックスした雰囲気で時間を過ごすことができました。設問に対する質問にはSSRチューターの対応もあり、参加した学生さんは内容の理解が深まったことに満足感を得ることができたイベントになりました。

7月20日(日)SSR企画 みんなで夏を満喫しよう!休日プール開放!

体育科目担当教員の出口先生とSSRで企画したイベントです。暑い日が続き、近づいてきた期末試験に対する準備で疲れが出てくる時期ですが、参加した学生さんはプールでひと時のリフレッシュをすることができたようでした。普段の授業では使わない浮き輪や水鉄砲やかき氷の提供、イベントの終盤にはチームでの「スイカ割り」対決をしました。夏の炎天下の中、笑顔の溢れるイベントになりました。

7月23日(水)数学 勉強相談会@1年生クラスルーム

数学科目担当教員の熊谷先生と任意団体のMath Fun Group(MFG)の皆さんが、定期試験前に数学の相談に乗ってくれます。昨年からおこなっているイベントですが、徐々に相談する学生さんが増えてきて、MFGメンバーも忙しい中でも楽しんで質問・相談に答えています。

第1回舞鶴高専施設デザインコンペを開催しました。

令和7年7月18日(金)に、『「ものつくりラボ」がより活動的になる』、『「ものつくりラボ」屋外に人が集まる』をテーマに、学生によるデザインコンペを開催しました。

1次審査を通過した5名により、素晴らしい活用案が提案されました。

審査の結果、奥田歩さんの「小さな擁壁」が最優秀作品として選ばれました。奥田歩さんとは今後、提案してくれた作品を実現化するための打ち合わせをしていきます。

【人文科学部門】世界記憶遺産「白樺日誌」の分析発表を行いました。

3年生の総合国語ⅡAの授業では、地元舞鶴の遺産に触れる取り組みの一貫として、舞鶴引揚記念館所蔵「白樺日誌」中の短歌を分析するグループワーク&発表を行いました。

「白樺日誌」は、ユネスコ世界記憶遺産にも登録されており、シベリア抑留中の瀬野修氏が白樺の木の皮に短歌や俳句をしたためたものです。

国語の教科書に掲載されているシベリア抑留に関する評論を読み、近代短歌を学習した後、グループごとにわりあてられた範囲の中から、短歌を2首選び、比較分析を行いました。

それぞれに面白い観点で2首を選び、その意味を味わい、共通点や相違点を考察しながら、そこから見えてくる抑留中の暮らしや人々の想いに、長い時を越えて寄り添っていました。

中には、抑留中に食べられていたような黒パンを実際に作ってみたり、熾烈を極める食事の分配のための機器を製作してみた、という、短歌分析だけに留まらない、高専生ならではの斬新なアイデアで発表するグループもありました。

発表後の感想では、「抑留生活の中では生きることすら困難で、帰国への希望や、日々の些細な、本来なら気付きすらしないような物事を心の支えとして生活しなければいけなかったことが分かった。」や「(短歌という)限られた文字数の中に、作者の感情や置かれた状況が凝縮されており、私たちの心に深く響く短歌の表現力に感動した。」というような声がありました。

【電子制御工学科】JEITA(電子情報技術産業協会)半導体部会による出前授業を開催しました。

COMPASS 5.0 半導体分野 実践校の取り組みの一つとして、令和7年7月15日(火)にJEITA(電子情報技術産業協会)半導体部会主催の出前授業を電子制御工学科4年生が受講しました。

東芝デバイス&ストレージ(株) 半導体技術管理部 井関祐二氏による「半導体が拓く未来~エレクトロニクス・半導体産業の動向~」/論理回路と半導体として、電子回路IIIで学んでいる論理回路と絡ませて、半導体製造技術について講義していただきました。次に、同社 パッケージ&テスト技術センター テスト技術部 松枝真大氏による「高専OBによる就業体験談」として、業務紹介、就職活動の経験談および準備しておいた方が良いことなどについて講義していただきました。質疑応答では、活発な質疑が交わされ、半導体業界に興味を示す学生が多く見られました。

今回の出前授業で今後も発展が期待される半導体業界に大変興味を持ってくれたようです。

今回の出前授業を実施するにあたり、東芝デバイス&ストレージ(株) 大原征子氏に多大なるご支援をいただき、ありがとうございました。

【電子制御工学科】最先端の搬送ロボットを体験!~プロジェクト学習で万願寺とうがらし収穫ロボットに挑戦~

電子制御工学科4年生が、後期の授業「創造設計プロジェクト」に向けて、最新の搬送ロボットを使った体験型授業と、ロボット開発企業・株式会社Keiganの方をお招きして特別講話を受けました。

このプロジェクトでは、舞鶴市の特産品「万願寺とうがらし」を収穫するロボットを開発し、さらにそれに関連した新しいビジネスプランも考案します。今回は、その準備として、実際に株式会社Keiganが開発した搬送ロボットを操作・体験することで、ロボットの仕組みや使い方を学びました。

講話では、ロボットをつくるために必要な「設計」や「制御」といった専門知識だけでなく、チームで一つのモノをつくり上げるための「プロジェクトマネジメント」や「プロダクトマネジメント」についても学びました。

ものづくりの最前線にふれる貴重な学びの場となり、学生たちはより実践的な視点で創造設計プロジェクトに取り組んでいます。成果発表は来年1月を予定しており、今後の成長が楽しみです!

【電気情報工学科】理化学研究所 計算科学研究センターによる出張授業を実施いただきました。

令和7630日に、電気情報工学科3年生の学生を対象に理化学研究所 計算科学研究センターによる出張授業を実施いただきました。

講師として理化学研究所 計算科学研究センターの庄司文由先生にお越しいただき、富岳や量子コンピュータの紹介、富岳による成果や富岳を支える仕事の紹介などをお話しいただきました。

普段はなかなか直接聞けないような話を伺うことができ、学生たちにとって知見を広げる非常に良い経験となりました。

【自然科学部門】DNA紙工作のワークショップを実施しました。(2025.7)

今年もライフ&アースサイエンスAの内容に関連して、非常勤講師の渡辺先生が考案されたDNAの紙工作(ペーパークラフト)のワークショップが7月1日(火)の放課後に行われ、2年生の有志学生が参加しました。

型紙から切り出した「ヌクレオチド」を正しく結合させてつなげていくことで、次第にDNAの立体的な二重らせん構造が現れてきます。教科書などの平面的な図よりも立体的に見ると分かりやすく、参加者は出来上がったDNAの塩基配列を調べて遺伝情報を読み解いていました。

「遺伝情報が“2ビット”で表現できるんですね!すごい!」と、いかにも高専生らしい感想が参加者から飛び出していました。

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